子どもの未来は天と地獄!?本当の食の安全とは?

■「無農薬なんて無理に決まっているじゃないか。」と逆切れ...

■イメージを良くしないと元が良くないから成り立たない大手メーカー

■年間50件以上の新規申請があり、いまだに多くの動物が毒性試験の犠牲になっています。

■我々が口にするものになぜ、そんなに沢山の実験が必要なのか??

■ハンバーガー一つだけでも●●以上の食品添加物が認められています。

■醤油やみりんでさえも本来の原料なしで出来る始末...

■日本人が一年で消費される添加物はなんと一人当たり●kg!!

■子どもの未来、自分の未来を真剣に考えるならば...


オーガニック系の食のイベントに行って来ました。
また、色々良い出会いもあったのでお楽しみに。

改めて真面目に地球と健康と向き合っている生産者達と向き合うと、背筋が伸びますね。
手間暇かけて作られたものはそれ相応の評価をしなければ行けないと思います。

去年に別のオーガニック系ではない食のイベントに行ってきたのですが、意識の違いに天と地ほどの差があります。
「それ無農薬ですか?」
と聞くと、
「無農薬なんて無理に決まっているじゃないか。」
などの答えも返ってくるし、「大豆の無農薬やってるところがあれば逆に教えてください」と言われる始末。

非常に煌びやかなイメージがあるのは後者のオーガニックではない方。
キャンペーンガールや、試食も多く非常に盛り上がってました。

逆を言えばCMもそうですがイメージを良くしないと元が良くないから成り立たないのでしょうね。

しかし未だに大半の消費者は、健康意識が低くいのが現状でこのようなイメージ先行の商品に飛びつく人がほとんど。

改めて生産者の思いをしっかりと消費者に伝え、理解してもらうための情報配信に力を入れて行きたいと、強く感じました。

食品添加物の良し悪しに関しては賛成派、反対派で意見はいつまでも平行線ですが、動物実験をしている時点でダメではないかというのがあります。

正確には毒性試験。

年間50件以上の新規申請があり、いまだに多くの動物が毒性試験の犠牲になっています。

一般的には以下のようなテストが行われます。

(1)一般毒性試験

①28日間反復投与毒性試験

実験動物(通常 ラット、イヌ)に28日間繰り返し投与したときに生じる毒性を調べる試験

投与方法は経口投与で、通常、餌や飲水に添加し、実験動物の一般状態、体重、血液検査、尿検査、器官・組織の観察、病理学的検査を行い、
試験結果は、1年間反復投与毒性試験などの参考にされます。

②90日間反復投与毒性試験

実験動物に90日以上繰り返したときに生じる毒性を調べる試験。
試験結果は、発がん性試験などの参考にされます。

③1年間反復投与毒性試験
実験動物に1年以上の長期間にわたり繰り返し投与したときに生じる毒性と毒性の認められない無作用量を調べる試験です。

2)特殊毒性試験

①繁殖試験

実験動物の二世代にわたって投与し、生殖機能や新生児の生育に及ぼす影響を調べる試験です。

②催奇形性試験

妊娠中の動物に投与し、胎児の発生、発育に対する影響、特に催奇形性について調べる試験です。

実験動物は、通常、ラットとウサギの2種以上が用いられ、経口投与されます。
検査は母動物の器官・組織の観察や病理組織学的検査を行うとともに、胎児の死亡、生存や外形、骨格の異常について行われます。

③発がん性試験
実験動物のほぼ全生涯にわたり投与して、発がん性を調べる試験です。 1年間反復投与毒性試験と同時に行われることがあります。
発がん性は実験動物の遺伝子的因子が大きく関係するため、実験動物の種類とその系統の選択が重要です。

腫瘍の発生とその変化は肉眼や病理的検査によって調べられます。

④抗原性試験
経口的に摂取した場合のアレルギーについて抗原性試験法は十分に確立されてはいませんが、モルモットやウサギなどを用いた即時型や遅延型のアレルギー試験を行います。

⑤変異原性試験
細胞の遺伝子(DNA)や染色体への影響を調べる試験で、発がん性を検討する検討する予備試験としても利用されます。

このように、本当にこれは食品に関する試験なのか?と疑いたくなるようなものばかり、しかも
「変異原性試験が陽性であっても、哺乳動物に対して発がん性があるとは限りません」などとアバウトな結論しかでない場合もあり、何のためにこれらの試験を行い、動物が犠牲にならなければいけないのでしょうか?

これだけの安全性のテストを念入りにやってるんだから食品添加物は安全だと言いますが、我々が口にする食物に対してここまでの実験が必要でしょうか?食べた動物が死ぬようなものを食べて果たして健康になれるのか?非常に大きな疑問が残ります。
また、食品添加物を複合的に接触した際のデータなどは一切ないので、安全性は保障されているとは言えません。

ハンバーガー一つだけでも

見栄えを良くするための【着色料】
臭みを消すための【脱臭剤】
腐りにくくするための【防腐剤】
風味を良くするために【香料】
旨味を増すために【化学調味料】
コスト下げるために肉に【大豆カス添加】
混ざりにくい材料をくっつけるために【乳化剤】
舌ざわりをよくするために【保湿剤】【増年剤】【品質改良剤】
などなど約70〜80種類の食品添加物が、使われています。

コーヒーフレッシュが生クリームは一切使われていないのも有名ですし、清涼飲料水も、水と添加物だけで出来る。

だしの素も、添加物で、かつお、醤油、味噌無しでもできます。
醤油やみりんでさえも本来の原料なしで出来る始末。

日本人が一年で消費される添加物はなんと一人当たり7kgとされます。

食品添加物の恐ろしさの一つに味の単一化があり、子どものころから添加物ばかり食べていると添加物の味が美味しいと舌が勘違いして、それ以外の自然の味をマズイと感じるようになります。

味覚は3歳に出来上がり、10歳で固定すると言われますので、この時期に添加物だらけの物を食べ続けていれば本来の味覚は失われ、味が濃い添加物の味を美味しいと感じるようになる。

その結果、生活習慣病になりやすくなる。健康長寿など夢のまた夢です。

添加物だらけの日本ですので、食の問題に氣づき行動に移すと、周りの人たちに「そんなこと言ってたら食べるものない」と、必ず言われます(笑)

しかし子どもの未来、自分の未来を真剣に考えるならば、そこに負けず、つら抜いて行く姿勢が大事。その姿勢を貫き続けていると不思議と周りでも興味を持つ人が増えて来ますので、真面目に作ってる人達を応援する、そして動物が犠牲にならないように、良い買い物をして欲しいと思います。

自然食が高いのではなく、まじめに作った正当な値段なんです。

大手メーカーがどんな理屈をこねようが、結局はコストダウンしか考えていないから。
コストダウンを考えるのは企業としては当たり前ですが、地球、環境、動物を傷つけ、健康を害してまでしなければならない事ではありません。お金以上のカルマが貯まっていくことに氣づかないと本当に恐いです。

そしてこのような背景には消費者の無知も原因の一つです。

「知ることが戦いの第一歩」

船瀬先生の大好きな言葉

真実を知ったらどんどん行動に移しましょう。

これからも負けじと戦います。