肉を食べると地球環境を破壊する!
見えないところでどうぶつ達がどんな目にあっているか想像してください。
そして消費者は事実とかけ離れたものを意図的に見せられていることにも氣づいてください!
肉を食べている人の多くは、その行為が環境問題とは思っていません。
今回は、畜産が環境に及ぼす問題についてお話しさせていただきます。
全国で1年間に出る牛・豚・鳥の排泄物は9000万トンにもなります。
東京ドーム75杯分に相当する氣の遠くなるような量です。
例えば鶏は1日に1個の卵を産み、100gの糞をします。
10個1パックで鶏糞を1kgも出していることになります。
一般的な10万羽規模の養鶏場では、毎日10トンもの鶏糞が出ています。
あまりにも大量で分解・発酵が追いつかず、ほとんどが焼却処分されています。
排泄物が大地に放置されてそれが分解されない場合、土壌や地下水は汚染されます。
未分解の亜硝酸性窒素が1年間で約1メートルも地下に浸透していきます。
亜硝酸性窒素とは、アンモニアが酸化した極めて不安定な物質で、人間に対しては
嘔吐、虚脱昏睡、血圧低下、脈拍増加、頭痛、視力障害などの症状を引き起こします。
また、家畜どうぶつを早く育てるために与えられる濃厚な飼料は、糞の量を増やし悪臭の問題にもなります。
そうした排泄物から発生したアンモニアが酸性雨となり、地表面に降りそそぎます。
森林破壊が問題になっていて、現在1秒につきサッカーコート2面もの面積の森林が消えています。
過去40年において、南米の熱帯雨林の40%が輸出用の牛肉を生産するため、つまり牛を放牧するために消えてしまいました。
BSE問題を受けたヨーロッパへの輸出が急増したためと言われています。
森林破壊というと伐採によるものと思われる人が多いですが、実は畜産の方が大きな原因となっています。
森林を破壊して牧場を作り、そこへ牛を放すと単一種のみの土地となり、土壌浸食が深刻な問題となっています。
放牧する前は野生動物や植物が調和を保っていた多様性のある環境が失われてしまうのです。
そして今ではほとんどが工場という人工的な環境で育てられています。
牛は生まれてすぐに母親から離され、お乳を飲むことはありません。
ひどい痛みと苦痛を味わいながら角を切断され、狭いところにつながれたまま一生を過ごします。
草を食べる牛が穀物中心の餌を与えられるため、胃腸がボロボロになります。
本来の牛の寿命は20~30年ですが、生まれて30ヶ月で屠殺されてしまいます。
一生涯太陽の光を見ることなく、ただ肉にされるためだけに生まれてきたどうぶつ達。
肉食の社会にはこんな現実がつきまといます。
コマーシャルやテレビ番組などで肉は美味しいというイメージを植え付けます。
食肉業者は、「どうぶつを殺して肉を食べる事は恐ろしい」という事実から消費者の目をそむけさせるためにあらゆる努力を惜しみません。
家畜どうぶつを殺して頭、脚、目、尾などは一切取り除かれ、血を落として肉を包装して売り場に並べられます。
飼育環境や屠殺場での残酷さは微塵も連想させないように入念に策が練られています。
あなたがもし、スーパーの肉売り場でパックに詰められた牛ロース肉の横に牛の頭や内臓などが置かれていたらどうしますか?
そんな残酷な光景を見たら、肉を食べたいなどと思わないでしょう。それが現実なのです。
コンクリート化された社会では、見えないところでどうぶつが劣悪な環境にさらされ、苦しんだ挙句に殺されます。
もう、肉類を食べることを止めてしまいましょう!
そうすれば食肉業者はなす術がありません。それでよいではありませんか。
肉を食べる事は異常な行動です。この何十年間ただ洗脳されていただけです。
肉を食べることのない、どうぶつの権利を認めた社会になれば、一人一人が健康で活力が溢れ、
どうぶつも自然もそれぞれの生命を全うすることができるに違いありません。
園部 知紗
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