【一般無料】自然に産む、育てる(健康基礎講座)

なぜ完全母乳で育てると、子どもがのびのびと育つのか?
安易に粉ミルクを与えると、逆に子育てに手間がかかる!?
粉ミルクは子どもだけでなく、母親にとってもマイナス面が大きすぎる!
子どもが情緒豊かに育ち、心が自立するには、少なくとも○歳まで一緒に過ごすことが重要です。

伝統的な社会では人間が子どもを産むことと、作物の豊作は切っても切れない関係にありました。
農作物の収穫や大漁、部族が繁栄するのは、女性が子どもを産むからとされていました。
日本でも水天宮のように、豊作とお産を祝う神様がいます。

昔は家庭内でお産をしていましたから、お産を手伝うことも他の家事と同じように母から子へ伝えられました。
ご近所同士で助け合って子どもを産んでいました。幼い頃から知っている人に赤ちゃんを取り上げてもらうことも
珍しくなく、人と人との結びつきが強い社会でした。

現在病院ではあお向け出産をしますが、これは医者にとって都合が良いからで、産むにはとても不自然な体勢です。
世界中を見ても、昔はあお向けでお産をすることはありえませんでした。「お産をするには最悪の体勢」と言う専門家もいるほどです。

マヤ文化(600~800年頃)の彫刻がメキシコ沖の島で多く出土していますが、お産の様子が描かれているものもあり、
ひざを曲げて産んでいる彫刻が見つかっています。
その他にも、四つん這いになったり、天井から吊るされた綱につかまったり、座る、しゃがむなどしてお産をしていました。

お産は病氣ではありませんから医者に頼らず、母親が自信をもって産めばよいと思います。
病院のお産では、赤ちゃんが出てくる子宮口以外の部分は、ほとんど産婦の体をシーツで覆うこともあるようです。
医者は、産婦を一人の人間として見ているのか疑問に感じます。

お産は医者の都合によって行うのではなく、母親が産みやすい環境を周りがサポートする形が望ましいと思います。

人類は本能として愛情をご先祖様から引き継いでいると言われています。
母性愛は、本能の愛を強めて次の世代へつなぐ役割があります。乳腺刺激ホルモンなどによって母性本能は強くなります。(だから母乳育児は大切!)
また、母親が赤ちゃんの頃から愛情に満たされた環境で育つことも、母性本能を引き出す影響を持っています。

母性愛が発揮されると、周りの人に尽くしたい氣持ちが強くなります。妊娠、出産、母乳育児を通して、自分の赤ちゃんに対して最大限に発揮されます。
この優しい心は、夫や家族、他人に対しても抱くようになります。母性愛によって、集団生活の中で人と人を結ぶ役割を女性が果たしています。

幼い時に可愛い人形に愛情を向ける心が見られますが、妊娠や出産とともにその心がさらに強くなり、
我が子を育てることに専念するようになります。赤ちゃんに集中する母性愛が、一人の人間の心を作り始めます。

さらに、可愛い我が子と一心同体になろうとする心に発展します。母親は、赤ちゃんが可愛くてたまらなくなり、その子の痛みや喜び、
悲しみが分かるようになり、子育てがうまくいくようになるわけです。

母と子の結びつきを強くするには、母乳を与えて、よく抱いて、目を見てあやすことがとても重要です。
もちろん、生まれた直後も母子が一緒に過ごすことが大切で、少なくとも3歳までは子育てに専念するのが望ましいです。
特に生後3~6ヶ月間は、母と子は離れてはいけません。

病院で産むと、赤ちゃんは新生児室に連れて行かれますが、母子共に心にダメージを受けます。
生まれたばかりの我が子と触れ合うときに離れ離れでは、母親の子どもと一体化しようという氣持ちが断たれてしまいます。
それを他の何かで埋め合わせることはできないので、氣持ちが落ち込んだり、子どもに深い愛情を抱きにくくなってしまいます。

一方、赤ちゃんは暗いお腹の中から出てきて、まだこの世界が分からず、ただでさえ不安なのに、唯一の頼りである母親と
引き離されることが、どれほど不安で心細いことでしょう。

母乳が出にくいと、簡単にミルクに切り替えるケースが多いのには、とても残念に思います。
赤ちゃんにとって、かけがえのない営養源であり、親子の絶好のコミュニケーションの機会を奪うことは、重大な過ちです。

中にはどうしても母乳が出ないケースもありますが、それはごく一部で、ほとんどの人は母乳を出すことができます。
ですから、母乳を出すことを簡単に諦めないでほしいのです。

母乳を与えることで、母性愛を引き出すホルモンが母親の体内で分泌されます。もちろん、粉ミルクでは分泌されません。
子どもに愛情を感じにくく、後で子育てに色々と問題が起きても不思議ではありません。

生まれて初期の段階で、母と子の愛情が十分に通わないと、子どもは寂しくて、将来自立しにくい子になりやすいのです。
返って子育てにてがかかり、子どもは赤ちゃんの心から抜け出せず、心の自立ができません。また、母親は子離れしにくくなり、
子どもに過剰な口出しをして、子どもの心の自立を妨げます。

初期段階の育児において、母が子どもをたくさん抱き、常に一緒に過ごすことは、甘やかしでも過保護でもありません。
このように育てる方が、赤ちゃんの心は早く自立して、いつまでも母親にべったりしないのです。

自然に産めば、愛情ホルモンが大量に分泌されますので、母親は深い愛情をもって赤ちゃんを育てます。
病院でのお産は、あお向けにされ、鉗子で引きずり出されたり、陣痛促進剤を打たれるなど医療的処置がされます。
このような状況では、愛情ホルモンは十分に分泌されにくいのです。ましてや、産後母子が別室で過ごすなんて
自然界のしくみから大きく外れてしまっています。母子にとって大変つらいお産となるのです。

妊娠期間中(あるいはもっと早い時期から)の食事を正し、体を動かして体力を作り、リラックスして過ごすことが大切です。
そして母乳を飲ませ、たくさん抱いてコミュニケーションを取ることで、母性愛はさらに深まります。
それは夫や家族にも大変良い影響をもたらします。自然なお産をしたら、夫が愛情深くなり暴力が無くなった事例もあるのです。
自然にお産をする女性が増えれば、それは社会を変えるほどの影響力を持つと思います。

戦後、お産は間違った方向へ突き進んでしまいましたが、また自然の摂理にそった形に戻ることを心より願います。

山本 和佳


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