【アーカイブ配信】世界三大珍味の成れの果て~フォアグラ編(どうぶつの声)

フォアグラといえば、キャビア・トリュフと並ぶ世界三大珍味の一つ。
これまでは高級フレンチでしかお目にかかれなかった。
そんな“高嶺の花”のフォアグラが最近、居酒屋、ファミレス、コンビニなどに続々と登場しているのは?

モンテローザは「白木屋」「魚民」「笑笑」などの居酒屋1600店舗で、「牛フィレステーキとフォアグラのロッシーニ~トリュフソースがけ」を提供し話題になった。
さらにファミレス「ジョナサン」ではフランス政府公認のフォアグラを使用したという「フレンチフォアグラ&ハンバーグ」などフォアグラメニュー3品を提供。

ワンコインで食べられるとあって、ネットなどでは驚きの声が相次いだ。

同じくファミレスの「ココス」でも、フォアグラをのせたフィレステーキやハンバーグを全店舗で提供している。
さらになんと、コンビニの菓子にまでフォアグラが登場。

東ハトよりフォアグラペーストとトリュフパウダーを練り込んだポテトチップスの新商品などを発売している。
なぜ今、フォアグラを使ったメニューがこれほど人気なのか。

なぜ、激安価格で提供できるのか。

何も知らない人々は「フォアグラがこんなお手頃で食べれるなんて」と喜んでいるのかも知れません。
でも一体どうやって造られてるのかを知った上でも同じように喜んで食べれるでしょうか。
フォアグラはガチョウの肝臓です。

しかも強制的に短期間で肥らされ、不自然なまでに肥大化した「病氣の肝臓」なのです。
一般的にはガチョウやアヒルを使います。

ヒナは卵からかえった瞬間レールに乗せられ、オスはフォアグラ用のレーンにメスは生きたままミンチにされます。
これはメスの肝臓はフォアグラに適していないとされる為です。

そして3ヶ月間、屋外飼育で雨風に耐え、それから恐怖の監禁と「強制給餌・ガバージュ」が始まります。
ガチョウは自分たちの身体がギリギリ入る程の檻に拘束され、それから死ぬまでは動く事すら許されません。
そして一日3回、3~4週間続く「ガバージュ」は目を覆う程に残酷で、
ガチョウの喉奥深くに鉄パイプを押し込み、穀物類などの餌を大量に胃袋へと押し込みます。

ガチョウ達には抵抗するすべも無く、胃痙攣を起こし苦しむ姿や、吐き出す事も出来ずに嗚咽を繰り返す姿が確認されています。
これを繰り返すとガチョウの肝臓は通常の10倍以上に巨大化し、やがて他の臓器を圧迫し、呼吸困難に陥ります。
解毒器官である肝臓の機能が著しく低下するため、様々な臓器に疾患が生まれます。

フォアグラに使われるガチョウやアヒルの死亡率は、通常畜産業の鳥達の20倍にも上がります。
死因はガバージュによる窒息死、パイプによる食道器官の損傷,肥大した肝臓、食道炎,肺炎など。

生き延びた者は屠殺場で喉を切り裂かれ殺害。
そうやって取り出された病的な肝臓を「フォアグラ」と呼びます。
世界三大珍味、高級食材なんて誰が言ったのか・・・。
フォアグラは「動物虐待の産物」です。

それがファミレスやコンビニにまで登場するのですから、フォアグラも遂には行き場が無いのでしょうね。
アヒルをイメージキャラクターに使ってる保険メーカーが、その可愛らしさで人氣を集める一方で、
物凄い数のアヒルを監禁し虐殺してるという矛盾。

私達が本当に望んでいるアヒルの姿はどちらでしょうか?

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食は未来です。今日食べた物で明日の自分は造られます。
それは血や筋肉、細胞や臓器だけではなく、精神や心も全てです。

最近では、精神的な病や心の問題は実は食べ物から影響を受けてると言われています。
私達は食べ物によって作られるという事を理解したとき、何を食べるとどんな自分が作られるかがわかります。

フォアグラだけではありません。
ステーキも唐揚げも焼き肉もハンバーグも。

動物達の肉は、ただ、私達のお腹と、間違った欲望を満たすだけの物ではなく、
それ自体が動物達の魂の破片なのです。

現代畜産業の「監禁と屠殺」という虐待の末に生まれた、お皿の上の肉の塊は、
動物達の苦しみと悲しみと恐怖の産物。

屠殺される時、あまりの恐怖で全身の細胞が癌になる牛もいると聴きます。恐ろしさに腰を抜かし、歩けなくなる牛も。
泣き叫び逃げ回る豚も。それを見て、隅っこに身を寄せ合って固まって震える子豚たち。

「肉」とは、これらの感情と魂が合い混ざった恐ろしいカルマの塊なのです。
そんな物で明日の自分を作りますか?
肉はあなたに健康と豊かさと安らぎと幸せを与えてくれますか?
100%あり得ません。

人生で成功したければ、豊かになりたければ、素敵な恋人を作りたければ、美しくなりたければ、偉業を成し遂げたければ、まずは肉を辞めるべきだと感じます。
歴史に名を残した偉人の殆どが「非肉食者」でした。

これらが何を意味しているのかに早く氣付くべきです。
それに人間も動物の一つであり、同じ哺乳類であり、仲間であります。

捕獲して食べるのではなく、強い者が弱い者を守るのが「仲間」としての筋ではないでしょうか。
私は肉を辞めて10年になりますが、本当に体調が良く、この10年間風邪一つ引いていません。

同世代よりも遥かに若々しく過ごせています。
「動物は食べ物ではなく私達の仲間。」

これからもこの思想をもっと沢山の人と分かち合いたいと思います。

小田奈々

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