【一般無料】今こそ競馬を無くそう!(どうぶつの声)

・競馬のCMに起用される芸能人は…

・鞭で叩かれる過酷な一生

・中学生がオリンピックに

・第4コーナーを回った先に待つもの

・舞台を降りた馬の行く末を知ってますか

先日、数多くの競走馬を出してきた北海道の吉田牧場が閉場したとのニュースが入ってきました。

吉田牧場生産終了へ…1897年創業、晴雄氏「4月の火事、私の体力面もあり決断」(スポニチアネックス) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200527-00000086-spnannex-horse

数々の馬を某大手競馬企業に送り込んで来た牧場が一つでも無くなる事は良いことです。

某大手競馬企業は多い時で1日に500億円以上(全盛期は1,000億円以上)も売り上げている大きな産業で、広告にもお金をかけて一流芸能人を起用し、近年は若年層を取り込むために若手芸能人を起用しています。

ギャラと事務所の言いなりでヘイコラとCMに出ているのを見ると、複雑な心境になります。

私達人間にとって馬は同じ哺乳類、
決してギャンブルの道具ではなく同等であり、昔から生活のパートナーとしても支え合う様な大切な存在でした。

パートナーと言えば身近なところでいうと犬や猫から始まり、田畑仕事を手伝ってくれる牛や移動を助けてくれる馬など、彼らの力を少しお借りして人間はここまで生きてこれたようなものです。

感謝こそすれど、利用するのは間違っています。

馬と聞いて皆が想像するものは何ですか?
乗馬、競馬、神事、祭り、もしかしたら馬刺しかもしれません。

とこうして並べてみると、私達が馬と聴いて思い浮かぶのは人間の支配下に置かれた使役馬ばかりです。
皆さんは野生の馬を見たことがありますか?

馬だけではなく、野生の牛も羊も豚も見た事がある人は殆ど居ないのではないでしょうか。

本来地球では全てのどうぶつは野生で自由に生きていたはずです。
それが今ではそのほとんどが人間の支配下に置かれているという異常事態が起こっています。

私は田舎が北海道なので、度々牧場で颯爽と掛け回る馬を見ながらなんて綺麗な生きものなんだろうと子どもながらに見とれていた事を覚えています。

艶やかな毛並み、優しい目、引き締まった身体。
馬は本当に美しいです。
近付くと、その力強さとオーラに圧倒されます。

私が小さい頃に出会った馬は、大自然を跳ねるように駆けまわっていました。
ただ、そんな馬のイメージは大人になるにつれてどんどん崩れていったのです。

大人達は競馬という名の虐待ギャンブルを好み、高級珍味と言って馬刺しを食べる。
馬を利用した様々な金儲けビジネスが横行する中、悲劇を生み出す諸悪の根源が競馬なのです。

毎年沢山の馬が競走馬になるために産まれます。

2018年には7250頭もの子馬が産まれましたが、この中で競走馬になれるのは2割以下と言われ、レースに向かない、勝てない、血統に価値がないなど、馬主を稼がせてくれない馬は生きる価値が無いと判断され、乗馬クラブに回されるか、屠殺され馬肉となります。

一方競走馬に選ばれた馬は2歳を迎える頃にはレースへと駆り出されます。

馬の2歳といえば人間で言うと中学入学くらいです。

まだ心も身体も未熟な成長期の子どもです。

その若さで競走馬達は騎手を乗せ、鞭で叩かれ、物凄いスピードで約2キロを全力疾走し、勝つ事を要求されます。

人間に置き換えると、中学に上がったばかりの子どもに日々猛特訓をして、全日本選手権やオリンピックに勝てと強要している様なものです。

充分に出来上がっていない子どもの骨や靭帯、筋肉は過酷な訓練であっという間にボロボロになります。

競走馬は骨が未熟な内に過度の負担をかけるため、レース中の転倒や骨折は不思議ではありません。

今年の4月26日、京都1Rレース中に5頭が次々に転倒し、類を見ない大事故が起こりました。

動画はこちら
https://youtu.be/1MXVzaWTo0o

動画を見ると、先頭を走っていた馬は、何も障害物のない直線でいきなり脚が崩れたのがわかります。

過度の負担からくる突発性骨折だとわかります。
3/7と4/18にも障害物レースにて2頭が転倒、その内1頭はポールに激突してレース中に死亡しました。

この様に今年に入って立て続けに競馬での事故が多発しています。

これはもう競馬というもの自体の限界を示唆しているのではないでしょうか。

過酷な訓練によるストレスで、精神的にも破壊されて行く中、身体も骨も未完成のままにレースに駆り出される。

レースで転倒した馬は騎手に怪我を負わせたとして殺されるケースが殆どです。

人間の骨折は治療しますが、馬の骨折は治療しません。

獣医師による臨床結果では、国内の競走馬の半数以上がストレス性の慢性胃潰瘍を患っていて、大日本住友製薬が馬用の胃潰瘍治療薬を作って流通させています。

馬はやがてうつ病になり、しかし強制的に薬を投与され無理矢理レースへと駆り出されるのです。

レース前にゲートに入るのを嫌がる馬。
暴れたり、歩かなかったり。
あれは彼らの精一杯の抵抗、もう走りたくないという意思表示ですが、この様なトラブルを起こすとレース後には屠殺されます。

競馬はロマンではなく、大の大人がよってたかって動物虐待を楽しむ集団イジメです。

優秀な成績を残した名馬であっても、その殆どが最後は屠殺されているのが競走界の現実です。

G1で勝った馬や、アメリカで大変優秀な成績を収めた人氣馬が、誰も知らない内に日本の熊本に連れて来られ屠殺されていた事が以前、問題になりました。

アメリカでは馬を食べる習慣がなく、馬肉の供給が違法であるため、アメリカの馬は海外へ運び出され馬肉となり、最後の最後まで金儲けの道具として扱われます。

アメリカは競走馬のメッカ。

その多くは、屠殺の為にメキシコや「日本の熊本」に運ばれます。
トラックへ詰め込むだけ詰め込まれ何十時間もの移動。

馬は立ったまま首を下へ折り曲げた状態で押し込まれ、何十時間も同じ体勢でいなければなりません。
水も無し、睡眠もなしの地獄の様な苦痛。

想像してください。身動きの取れない不自然な体制で10時間以上の移動。
命からがらようやくたどり着いた先は屠殺場。

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(レース後72時間も経たない内に屠殺場に連れてこられた競走馬)

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無理矢理走らされ、最期は屠殺場で無残に殺され馬肉となり、動物園のライオンのエサとなり、ドッグフードとなり、それでも余る彼らの死体は畑の肥料にまで使われます。

競走馬として産まれた馬が天寿を全うできる確率は「1%」もないのです。

また、産んだ子馬の成績が悪ければ血統が悪いという理由で母馬も処分の対象になることもあります。

生産牧場(競走馬を産ませる目的の牧場)の元経営者の話では、北海道日高地方では「不要馬トラック」というものがあり、要らなくなった牝馬をトラックに乗せて毎週屠殺場へ運んでいるそうです。

毎年何千もの子馬が産まれ、毎週屠殺場へ運ばれる母馬がいるこの現実。

どう考えますか?
本当に競馬は必要ですか?

競馬に賛同する人は、命の「大量生産、大量消費」という悪行の片棒を担いでいます。

どうぶつを利用した商売の裏側はどれも同じです。

対象が変わるだけで、犬や猫、馬や牛、豚や鳥、彼らの背後には常に強欲な人間が付きまとい、
命を軽んじ、奪い、虐待と殺戮を繰り返しています。

「無駄に産ませて無駄に殺す」
これは命への冒涜。

それをビジネスや商売と言い換えて体裁を保とうとしている人間の姿は醜い。
ましてやそこにロマンを感じて馬券を買う人間は更に醜い。

自由を謳歌する事も許されず、人間の為に走り続けた馬を次々殺しておきながら
「夢とロマン」といった綺麗事で誤魔化す、卑劣などうぶつ虐待。

これが「競馬」の正体です。

しかしながら競馬ファンの多くは馬券の儲けも去ることながら、走る馬の美しさ、力強さ、ひたむきさに魅了されると聞いたことがあります。

馬に魅せられた人間ならすべきことはただひとつ。
彼らに自由を返し、苦しみから解放するべき行動です。
某大手競馬企業に関わらない事です。

一人一人がもっと競走馬の裏側を事を知り、声をあげ、彼らを苦しみから解放する事。

馬券を買い、レースをさせて買った負けたではありません。

どれだけ優秀な成績を収め、ダービーで優勝し、もてはやされた人氣の馬でも引退したら皆ほぼ屠殺場行きです。

牧場に引き取られれ、生涯を全うできる馬なんて殆ど存在しないのが現実です。

馬は走りたくて走っているとか、競馬にはドラマがあるなんて、勝手に決めつけないでください。

馬が喋れないのをいいことに勝手な事言わないでください。

馬が好きなら、競馬に参加しない、馬刺は食べない、馬を使ったビジネスにお金を落とさないと決める。

馬はとても愛情深く、穏やかで、そしてとても臆病な生きものです。

こんなにも繊細で優しく崇高な生きものを、鞭で叩いたり、殺してはいけない。

私達が彼らに与えるのは鞭ではなく自由であるべきです。

小田奈々


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