【一般無料】肉食が高栄養というウソ(広岡ブログ)

肉食は優れたタンパク源だと言われます。

100g辺りのタンパク質含有量は以下の通り
納豆は16.5g

牛肉は22.7g
※部位や調理法により異なる

この数字を見て「牛肉を食べた方がタンパク質が摂れて良いのではないか」と思う方も、中にはいるかと思います。

しかし、そうではありません。
その答えは「腸内細菌」と「酵素」にあります。

カロリーベースだけの機械的栄養学しか知らない人は、
牛肉がタンパク質が多いから「肉を沢山食べなさい」となる。

しかし、私達の体は消化・吸収したものしか栄養にはなりません。

消化吸収に必要な物は酵素です。人間は酵素無くして食品を己の体に変換することは出来ません。

例えばタンパク質などは、酵素の力によって体内でアミノ酸に分解されることによりはじめて体の栄養となります。

肉、卵など、人間のタンパク質とは組成が違う他の動物性タンパク質(異種タンパク質)は、そのままでは吸収されないのです。

異種タンパク質がそのまま吸収されると、アレルギー反応が起こり、最悪の場合は死に至ります。
そのため異種タンパクを口にすると、体はこの猛毒を必死でアミノ酸へと分解し無毒化するという極めて非効率な重労働を経て「人体と同じ組成のタンパク質に組み替えて再利用」することになる。

肉類などの高タンパク食品は非常に消化に悪く、消化酵素や消火液の過剰分泌を起こすため大量の酵素を無駄に使ってしまい、吸収率が非常に悪いのです。

そのため、ほとんどの人が未消化に終わり、未消化に終わった動物性タンパク質は腸内で腐敗して悪玉菌のエサとなります。
さらにギトギトの動物性油が、腸内にへばりつき小腸からの吸収を妨げます。

つまり吸収率が悪いため、タンパク質が多く含まれていたとしても、
それを自分の栄養には出来ていないのです。

人間の体はタンパク質で出来ているから、タンパク質をとれば良いと言う考えはいかに短絡的であるかということです。

口の中で分泌される酵素がアミラーゼという穀物を消化する酵素という観点からみても、
人間は穀類などを食べる事に向いているとされます。

さらに納豆などの発酵食品は、既にタンパク質が微生物の力でアミノ酸に分解されていますので吸収率が非常に高く、体に負担をかけないため非常に優れたタンパク源と言えるのです。

また、仮に100g中の栄養価が肉類が高くても、一定面積から得られるタンパク源ではまったく異なります。

1000㎡で得られるタンパク源は

大豆39.9g
米29.7g
小麦15.5g
牛乳9.2g
卵8.7g
他の肉類5g
牛肉2.2g

と圧倒的に大豆や米が多く、戦後アメリカの政策により大量消費をするようになった獣肉を代表とする動物性タンパク質は、貴重なタンパク源でもなんでもなく、限りある大地を無駄に浪費させるだけの「極めて非効率なタンパク源」であることがわかります。

江戸時代まで日本は、殆ど肉食をしていませんでした。
日本人が元々食べていたものに正しい答えはあるのです。

人間だけでなく、地球全体がハッピーになれる食のあり方を考えていきたいですね。

広岡 雅裕


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