【一般無料】肉食のタンパク質は少ない!?(広岡ブログ)

「タンパク質神話」が未だに栄養学では重要視されています。

なので、タンパク質が多いとされる食品(肉、牛乳、卵)をとにかく食べる事が、体が強くなる。健康に繋がる。

そのように言われているわけですが、それは本当でしょうか?

動物性タンパク質の含有量(水分40%以上の食品)で言えば、

1位:しらす干し(半乾燥) 40.5g
2位:いわし(丸干) 32.8g
3位:いくら 32.6g
4位:すじこ 30.5g
5位:牛肉(腱) 28.3g
6位:たらこ(焼) 28.3g
7位:あじ(焼) 27.5g
8位:はまぐりの佃煮 27.0g
9位:あゆ(天然/焼) 26.6g
10位:本まぐろ/赤身 26.4g

となり、5位に牛肉がようやく入るだけで、殆どが魚介類になります。

動物性タンパク質の必要性を説くのであれば、魚介類を食べたほうが良いはずですが。。。

良質な動物性タンパク質の代表は獣肉と言われることが圧倒的に多いです。

さらに、植物性のタンパク質の含有量が多い食材を集めると

1位:凍り豆腐(乾) 49.4g
2位:きな粉 35.5g
3位:だいず(乾) 35.3g

となりますので、お肉よりも豆類の方が、タンパク質の含有量としては多いのですが。。。
そこもあまりクローズアップされません。

植物性タンパク質より動物性タンパク質の方が吸収率が良いとされるからですが、その理論も説得力に欠けるものが多いです。

料理番組を初めとしたメディアでは相変わらず、タンパク質=お肉という報道が必ずされていますしその内容は明らかに、偏りがあります。

それは何故か!?

あくまでも、健康学から導き出されたものではなく、
経済学から導き出された肉食などを販売することを目的とした「マーケティングのための栄養学」だからです。(そのあたりの詳しい説明は割愛します)

日本人の2人に1人が、ガンを発病しているといわれていますが、
ガンのなかでももっとも罹患者が多いのは大腸がんです。

国立がんセンターが発表した「2017年のがん統計予測」によると、
同年のがん罹患者数は101万4000人で、そのうち最多は大腸がんで14万9500人

次いで胃がんの13万2800人、肺がんの12万8700人となっています。

何故、これだけ大腸ガンが多いかと一言で言うならば「腸が腐っているからです」

おならが臭い、便が臭い、そして、体臭が臭いという現象は。。。

あなたの一部が腐り始めているので、笑い事ではすまされない、非常に危険な事なのです。

その体内腐敗のきっかけとなる、腸内腐敗を引き起こすものの代表が、肉食です。

未消化に終わった肉が腸内に留まり、どんどん腐っていき腸内腐敗を引き起こし、腸内で増えた腐敗菌が発がん性物質やがん促進物質をつくり出します。
その代表がニトロソアミン類といわれる強烈な発がん性物質なのです。

したがって、大腸がんになるリスクを減らすためには、肉類を食べないこと、特に発色剤の亜硝酸Naが添加されたハムやウインナーソーセージ、ベーコンなどを食べないように心がけることです。

人は必ず、死にます。

それは避けられないことではあるのですが、その死に際、死に様が病気になることで、非常にネガティブなものになるし、晩年が苦痛に歪んだ人生に変わるのはあまりにも悲しい。

死ぬ前の10年が病院の天井のシミを数えて過ごす人生なのか。自宅で、愛する家族に囲まれて過ごす、笑顔溢れる人生なのか。

それを決めるのは「日々の食べ物を何を食べるのか」が、非常に重要になってきます。
改めてキモに命じましょう。