・本当に必要なものを食べていますか?
・食べて発散する大人
・子どもは適量を知っている?
健康を意識している人の中にも、
ましてや健康に氣をつけていない人は体に必要な栄養がほとんど摂
現代人に当てはまる食べ方の特徴に「頭で食べる」
疲れやイライラ、
お腹が満たされていても、美味しそうだと思うと食べてしまう。
これが頭で食べる行為です。
お腹が空いているとか体の声を無視して「食べたい」
これを頻繁に繰り返すと、
一方、子どもは大人と対照的な食べ方をします。
子どもは一日中動き回っていますから、
まだ体も胃も小さいので一度に食べる量は少なく、
また、運動量に応じて必要な量を欲しがります。
大人は子どものように動き回らないのですが、
大人が食べる食事には、
例えばうどんやそばを食べる時に添える薬味には、
味に飽きることもあるので、ネギ、わさび、しょうが、
大人はお腹が空いていなくても完食できてしまう。
豪華な食べ物を目の前にして、
「豪華で美味しそうだから」
「もったいないから」
そう思うと適切な量が分からなくなって、
子どもは基本的に食べるべきものを知っています。
体のエネルギー源となる糖質を含む玄米やいも類をしっかり摂りま
おやつはおにぎりやふかしたいもを出せば、
しかし、
なぜなら早いうちから親が与えてしまうからです。
子どもは大人と同じく砂糖や油が大好きです。
お菓子類にはそれらが大量に使われ、
昔は砂糖は貴重なものとされていましたが、
それまでは甘味と言えば玄米やいも類、
「うまい」の語源は「甘い」だったとも言われています。
その後、
特に女性は甘いものをつまんで食べる癖のある人が多いですね。
お菓子類は毎日のように食べられるほどお手頃価格のものも多いの
多くの女性は、
なぜなら砂糖も油も使われいるため、
実際にそれを体感している人は多いのではないでしょうか。
甘いものは時々食べるくらいに留めましょう。
食べる量が増えていくとイライラや甘いものへの渇望感が増して、
それよりも真っ先に止めるようお勧めしたいのが、
パンの原材料表示を見ると分かりますが、
それにバターやジャムを塗って食べる。
おかずは卵焼き、野菜のソテーのように油だらけです。
パンを食べている限り、
それどころか砂糖と油だらけの食事を覚えてしまいます。
パンを食べた後は血糖値が急激に上がったかと思うと、
すると集中力が落ちるので、勉強どころではありません。
低血糖の状態なので、精神的にイライラしがちです。
こうして悪循環がどんどん続きます。
子どもの味覚は10歳頃までに出来上がります。
特に味覚が出来るまでの時期は、
成長するにつれ行動範囲や付き合いも広がりますから、
だからせめて子どものうちくらいは自然の甘みがあるものを食べさ
玄米おにぎり、ふかしたいも、
自然に近いものほど、色んな面で合理的に出来ています。
体が必要としているものを把握できる体質を作る事が大切です。
玄米に味噌汁を添えれば、もうそれで食事になります。
玄米や味噌にはほのかな甘味や旨味があるので、
しかも毎日ほぼ同じメニューでも飽きにくいのも和食の良いところ
体が必要な栄養をちゃんと判断している証拠です。
こうなれば良い食習慣が身について、病氣の予防にもなります。
未来の健康に繋がる食事を続けましょう。
山本 和佳