【一般無料】老化・ダイエットの大敵を遠ざける(健康基礎講座)

・細胞の炎症はダイエットの敵

・糖の摂り過ぎはタンパク質を○○する。

・間違った情報や習慣が体も心も老化させてしまう。


「いつまでも若々しくいたい」

多くの人がそう望んでいます。

特に老化現象が表れてから、その気持ちは一層強くなっていきます。

若い人にとっては、まだまだ先の話と感じるかもしれません。

しかし、老化は見えない所から始まっています。

若い頃に体を老化させるような習慣にどっぷり浸かってしまうと、中年期を迎えるまでに老化はかなり進んでしまいますので、油断は禁物です。

生きている限り老化はするものですが、その度合いが早いと氣力が衰え、内臓も早く老化するので様々な疾患を抱えることになります。

では、何が体を老化させてしまうのでしょうか。それは身近な習慣にあります。

その習慣を改めれば老化を遅らせてメタボも解消出来ますので、毎日の生活にハリが出てきます。

皆さんはどんな時に老化を感じますか?

年齢とともに体の変化を感じる第一歩として、「脂肪がつきやすくなった」「痩せにくくなった」

ことを挙げる人は多いと思います。

しかし、諦めることはありません。

老化とは細胞の炎症であり、その炎症を抑えれば痩せることは十分に可能です。

特に過剰な体重の体は体内で多くの炎症を起こし続けて、あらゆる病氣にかかるリスクを抱えるため、まずは痩せることが健康への道となります。

炎症とは細胞膜が傷ついた状態を指します。

それによって細胞膜を構成している物質のバランスが崩れて、細胞に栄養が届きにくくなってしまうのです。

細胞に傷がつくと、フリーラジカルが大量に細胞の中に入ってきて細胞を酸化させます。

また、フリーラジカルが細胞を破壊してしまうことも同様に細胞の酸化現象なのです。

細胞が炎症を起こすと細胞膜の脂質が酸化して脂質を溜め込んでしまうので、太りやすい体になります。

栄養がなかなか吸収されず、老廃物が排出しにくい体。

これが「細胞の老化」=「太る」のしくみです。

裏を返せば、細胞の炎症をいかに抑えるかが老化を食い止める鍵となります。

細胞を若返らせれば新陳代謝が上がり、体内の余分な脂肪が減るのでダイエットに繋がります。

中年になると脂肪が増えてメタボに悩む人が増えますが、これも細胞の炎症によるものです。

「若い時はすぐに体重が落ちたのに、なかなか体重が減りにくい」と感じたら老化のサインです。

これは臓器や細胞の機能が低下して脂肪を溜めやすくなっているために起こります。

多くの人が老化による大きな変化を最も感じるのは更年期の頃でしょうか。

50歳前後になると体重の増加、皮膚の衰え、うつ、抜け毛、無氣力、体力の低下、頭痛、めまい、ほてり、性機能不全、骨粗鬆症など様々な症状が表れます。

これらの症状が表れると老化を自覚することになりますが、実際はそれよりずっと前から老化は始まっています。

若い時からの習慣によって老化の度合いは異なってきます。

生き物ですから加齢とともに老化するのは自然の流れですが、老化の進行を遅くすることは十分に可能な事です。

多くの人は体に表れる老いを「もう年だから」とそのままにしがちですが、それは勿体ないですね。

食事などの摂り方次第で、自分で思っているよりも若くいられます。

今までの習慣をガラッと変えることが壁になる人もいるでしょう。

食品添加物の味に慣れている人は、その食習慣を変える事に抵抗があるかもしれません。

しかし、変える事のメリットを考えれば、大変と感じるのは始めのうちだけです。

何より日々老化を肌で感じたり自分の目で見るのは、じわじわとストレスが溜まるものです。

特に現代人は化学物質にさらされているので、実年齢以上に老化が進んでいきます。

アンチエイジングに取り組めば細胞が若返り、ダイエットに成功する確率もぐんと上がりますので是非試してください。

まずは老化を促進させるものを遠ざける事が重要です。

「甘いものが止められない」「パンが大好きで頻繁に食べている」

このような人は細胞がすでに硬くなっている可能性が高いので要注意です。

血液中に大量の糖が入ってくるとタンパク質と結合(糖化反応)して、ネバネバした状態に変化します。

これがAGEs(最終糖化生成物)という老化物質と呼ばれ、これが周りの細胞を攻撃して細胞の機能を低下させてしまいます。

それが糖尿病、白内障、アルツハイマー等の原因になると言われています。

さらに肌の老化も招きます。黄ばみ、くすみ、たるみは糖分の摂り過ぎが大きな要因となっています。

細胞が老化するという事は、体の組織の弾力が失われて硬くなるので老化が進み、脂肪や老廃物を溜め込みやすく痩せにくい体になってしまうのです。

甘いものが止められなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

砂糖は太ること以外にも様々なダメージを体に与えますが、食べ過ぎてしまうのはインシュリンが出過ぎている事が考えられます。

インシュリンは血液中の糖を細胞へ届けてエネルギーに変えるホルモンの一種です。

40歳を過ぎた頃から約75%の人が細胞膜の表面がインシュリンの働きかけに対して反応が鈍くなります。

つまり糖分が細胞のエネルギーに変換されにくくなり、血液中に糖分が増えてしまいます。

すると、体はインシュリンがもっと必要だと勘違いして膵臓からインシュリンを分泌させます。

体はインシュリン過剰な状態になり、糖分を欲するようになるというわけです。

もともと甘いものをたくさん食べている人は、若くてもインシュリン過剰になり、次から次へと甘いものを食べたがります。

年齢と共にインシュリン過剰な状態がさらに加速すると甘いものを食べ過ぎ、それが細胞、ひいては全身の老化に繋がっていきます。

甘いもの以外にも細胞の炎症を早めるものは、まだまだあります。

食生活が乱れている人は決まって悪い油を摂り過ぎています。

その代表が飽和脂肪酸とトランス脂肪酸です。

ジャンクフード、お菓子、加工食品のほとんどに入っているので、気づかないうちに大量に体に入っています。

細胞の炎症を促進して血管を硬くしますので、メタボ、動脈硬化など生活習慣病の温床になってしまいますので、極力避けてください。

そしてオメガ3系の良質な油を摂ってください。

亜麻仁油、インカインチオイル、イワシなどの魚に含まれるDHAEPAもオメガ3の油です。

良質な油は細胞を若返らせて、代謝や血液の循環をスムーズにして余分な脂肪を落としてくれます。

DHAEPAは頭が良くなる油としても、よく知られています。

特に現代人はオメガ3が不足しているので、積極的に摂りましょう。

また、女性の多くが好んで食べる乳製品も実は老化を早めてしまいます。

「お通じが良くなる」「骨を丈夫にする」といった情報を信じて、積極的に食べている人も少なくないでしょう。

しかし、残念な事に実際はどちらの効果も得られません。

乳製品に含まれる乳糖が細胞の炎症を促進させてしまいます。

ほとんどの人間は乳糖を分解する酵素を持っていません。体内で分解できないためアレルギー症状や体調不良を招いてしまいます。

本来であれば牛乳は人間が口にするものではないのです。

骨を丈夫にしたいなら豆腐などの大豆製品、ひじき、小魚を食べてください。

これらの食材は和食によく登場します。

「カルシウムを摂りましょう」と聞くと牛乳を思い浮かべる人が多いと思います。

しかし、これこそ子どものころから植えつけられた誤った情報であり、牛乳を飲むほど骨は脆くなっていきます。

日本が世界に誇る和食(玄米菜食)はカルシウムを手軽に摂ることが出来るほか、野菜から抗酸化成分を豊富に摂ることも出来て、栄養面でも味の良さでも優れています。

白米でなく玄米を食べるのは栄養価が圧倒的に高く、玄米そのものの消化を助ける成分が胚芽に含まれているためです。

栄養バランスに優れた主食を置くことで、食事全体のバランスも整います。

細胞の炎症は目に見えないので見逃されがちですが、放っておくと老化はどんどん進みます。

老化のしくみを知れば、改善策が見えてきます。

細胞の炎症をなるべく抑えるよう対策することがアンチエイジングに繋がります。

若々しくいられる事が生きるエネルギーにもなりますので、楽しみながら取り組んでみてください。

山本 和佳

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