「食べる」とは「○○をいただく」ということ。
自然とのつながりを忘れてしまうと、私達は病氣になってしまう!?
「食べる」とは、「生命をいただく」ことです。
ところが、添加物などの化学物質が入っているものは生命ではありません。
現代では、「生命」だけを食べるにはかなりの努力が必要です。
野生動物を見れば分かるように
本来、自分が食べるものは自分で採って来るものです。
しかし、スーパーに行けば遠く離れた外国から輸入した食べ物、遠洋で採れた魚、自分の力ではとても倒せない
哺乳動物の肉など、私達が食べる必要のないものがズラリと並んでいます。
これは自然界の法則に反しています。
昔は「三里四方の物を食すれば病せず」と言いました。
三里四方で採れた物だけを食べるのはほとんど不可能です。
せめて、生命力のあるものを食べることを心がけましょう。
例えば、主食は玄米!
胚芽から芽が出てきます。生命力がある証拠です。
一方、白米は水に浸けても発芽しませんので、生命力はありません。
胚芽を取り除いた残りカス(粕)なのです。
わたしも今では玄米食ですが、白米を食べていた頃、「玄米には生命力がある」と聞いたときには、お恥ずかしながら、その意味がよく分からなかったのです。
つまり、それだけ「食べる」イコール「生命をいただく」という認識ができていませんでした。
食材をスーパーなどで購入することが当たり前となった今は、自然から生命をいただくという実感が薄らぐのも無理がないのかもしれません。
そして、その季節に採れた野菜をいただきましょう。
暑い夏には自然と体が夏野菜が欲します。
キュウリ、トマト、ナスなどを食べれば熱くなった体を冷やしてくれます。
自然から生命をいただいているからこそ、私達は今日もこうして生きていられます。
人間を含む生き物は生命をいただき、次の世代の生命を生み出し、やがて土へと還っていきます。
この事を忘れて目の前の添加物だらけの物を貪っていると、やがて病氣になります。それは自然の法則から外れているサインです。
食材を選ぶときにこれは生命なのか、それとも添加物等の塊なのか
意識してみてください。
あなたの食生活が変わるはずです。
園部 知紗