・羊の毛刈りは楽しい?
・ウール製品は血まみれの産物
・あなたの足は何で満たしますか?
お洒落の為にどうぶつの犠牲はいらない。
冬のファッションにはどうぶつの犠牲が本当に多くみられます。
ファー、ウール。カシミヤ、アンゴラ、ダウン、革製品。
最近ではもう暴露されていますが、フェイクファーは犬の毛皮だという事は既に周知の事実だと思います。
この様に偽装表示は食品のみならず、ファッション業界でも横行しているのが現状です。
アンゴラはウサギを殺し、カシミヤはヤギを殺し、ウールは羊を殺し、ダウンは水鳥を殺します。
先日、一緒に食事をした方の一人がAGGブーツを履いていました。
その方はUGGについて熱く語っていました。
「UGGにも本物と偽物があるんだ。偽物はフェイクで安い、でも本物は値段が高くて暖かさも格段に違う」
自分の暖だけを考えた利己的なこの発言にはうんざりしましたが、世の中こういった人間が多すぎます。
だからいつまでたってもどうぶつの犠牲が無くならない。
今日は皆さんにウールの真実をお話します。
世界で飼育されている羊の半数以上を占めているのがオーストラリア、継いでニュージーランドです。
その農場はメリーさんの羊の様なのどかさは微塵も無く、
皆さんが想像しているような楽しい毛刈りも一切ありません。
ウールはたびたび誤解されています。
羊の毛を刈っているから虐待ではない、羊もそれで喜んでいる、命を奪うわけではないから毛皮よりマジだなど。
でも現実は違います。
羊は生きている間、毛刈りという名の残酷な儀式を散々受けた後、ボロボロになった挙句、
肉処理されるために酷い殺され方をしています。
ウールにされる羊で最も一般的なのが「メリノ」と呼ばれる種で、
人間による品種改良によって生み出されました。
これは、より大量の毛を搾取するために皮膚の面積を不自然に増やしています。
なので羊たちの皮膚はたるんで、その重量だけでも支えるのが大変なほど。
不自然な遺伝子組み換えのせいで内臓に負担がかかり、多くの羊が重度の疾患にかかっています。
そのうえたるんだ皮膚が邪魔をして、排泄もまともに出来ません。
皮膚の間に排せつ物が入り込んでしまい、そこからウジが湧き、ウジに喰われて弱って死ぬ子も沢山います。
それらを防ぐために、子羊たちに行っているのが残酷な「ミュールジング」です。
ミュールジングとは、無麻酔で羊の肛門周りの皮膚をナイフで削ぎ落す作業の事をいいます。
これはまだ幼い子羊たちに対して行われます。
子羊を縛って固定し、そのままナイフを入れていきます。
当然あたりは血だらけになり、子羊は痛がって発狂します。
人間に例えると4~5歳の幼稚園児のお尻の肉をナイフで切り落とすイメージです。
子羊の中には痛みのショックで氣絶する子、そのままショック死する子が多くみられます。
それに何とか耐えて、何か月もかけて傷が癒えたとしても、
その後に待ち構えているのが乱暴で残酷な毛刈りです。
鋭利なバリカンで毛を根こそぎ剃られるわけですが、この際に、羊の鼻を削ぎ落した、顔を半分剃ってしまった、などという作業中の虐待は日常茶飯事で、毛刈りを終えた後は羊の体は傷だらけです。
そして、丸刈りにされた羊は、体温調節が出来ず、そのまま凍死する子達も沢山います。
その様な残酷な作業を2~3年繰り返すと、やがて毛の生産量が落ちていき、
ウールが取れなくなった彼らを待ち受けているのは食肉処理場です。
毎年約700万頭以上の羊が、屠殺のためオーストラリアから中東へ船で送られます。
隙間なくぎゅうぎゅう詰めにされ、日陰も雨避けもない船の上、水も食べ物も与えられず1~2ヶ月。
途中、病氣にかかり衰弱する子、餓死する子、熱中症で亡くなる子、仲間と重なりあって詰め込まれ、
下敷きになって圧死する子。その船は別名「死の船」と呼ばれています。
船上で死んだ子達は海に投げ捨てられます。
少しでも荷を軽くするために…。
そして命からがら中東まで辿り着いた羊を待ち受けているのは屠殺地獄です。
なかには自らの脚で歩けないほど衰弱してる子も沢山います。
乱暴な男たちに引きずられ、そのまま屠殺場行きのトラックの荷台に投げ込まれます。
生きたままナイフで喉をかき切られ、羊が達は最期を迎えます。
(動画はこちら)
子羊の虐待に始まり、残酷な毛刈りを繰り返し、最後は情け容赦なく殺し、その肉を喰らう。
これがウール産業の一連の流れです。
ウール製品を買うというたった一つの行動が、これだけの犠牲を生み出しているのです。
羊の毛を奪い、命をも奪う残酷なウール産業。
そして毎年冬に必ず流行るUGGブーツ。
好きな人は何足も持っているとか。
羊から全てを奪い、自分だけ温かくなればそれで満足ですか?
満足という字は「満たされた足」と書きます。
足を大切にし暖めると健康になり満足な人生が送れるということ。
足の裏は人体の全ての臓器のツボがあり、足は命の次に大事なところです。
その大切な足をあなたは何で満たしますか?
どうぶつの死体ですか?
そしてこれからも羊のたった一枚のコートを奪い続けますか。
ウール製品をボイコットしてください。
羊の毛も命も人間のものではありません。
どうぶつを殺し、奪ってばかりの生き様を晒すのはもう終わりにしませんか。
私達はもっと謙虚に生きるべきです。
小田奈々
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