【一般無料】他者の皮を奪い寒さをしのぐ愚かな人々へ(どうぶつの声)

・国内外からの朗報

・屁理屈をいう大人へ

・皮製品はエコですか?

・この世で最もリスキーなファッションとは

年の瀬が近づいてきました。
冷え込みが厳しさを増す中、新しいコートが欲しい欲しいと思い続けて早二年。

なかなか理想のコートに出会えないまま、冬に突入してしまいました。
ウール、アンゴラ、レザー、カシミア、ファーfreeでさらにカッコいいデザインというものになかなか出会えず、理想のコートを探す旅はまだ続きそうです。

日本ではどうぶつをギセイにしたファッションが相変わらず目立ちますが、海外では今年、実に多くのブランドがアニマルフリーを宣言しました。

①遅咲きシャネルの早い決断

シャネルは先日、毛皮の廃止を宣言。
その他、エイ、クロコダイル、トカゲ、蛇などのエキゾチックアニマルの革を今後一切使用しないと発表しました。
毛皮の使用停止については「シャネル」よりも前に、数々の大手ファッションブランドから宣言が出されていましたが、エキゾチックスキンまで使用廃止を発表したのは「シャネル」一社のみです。
毛皮廃止の決断は、他のブランドより遅れをとったシャネルですが、その内容は他のブランドより一歩先を行ったものでした。

②働く女性の味方はファーもモヘアも禁止!

大手ファーストリテイリンググループは、環境に配慮したサステナブルな商品の実現に向け、今年の秋冬商品からリアルファーの使用禁止を実地。
今後も継続的にどうぶつ素材の調達方法などを見直していくにあたり、2020年までにモヘアの使用を廃止すると公式サイトで発表しました。
これは「セオリー(Theory)」や「プラステ(PLST)」など、20~40代の働く女性に人氣の全7ブランドで実地。
今後も更なる改善を期待します。

③あの大手メーカーも負けてはいない

今年6月には「ユニクロ(UNIQLO)」と「無印良品」が2020年までにモヘアの使用を禁止すると発表しています。
こちらの2メーカーは既に毛皮は禁止しています。

④海外でも次々と…

今年3月に「ヴェルサーチ(VERSACE)」が2019年コレクションからファー商品の取り扱いを終了することを発表したほか、10月に「コーチ(COACH)」も同様に2019年秋冬コレクションからファーフリーを採用すると宣言。
「ヴェルサーチ」クリエイティブ・ディレクターのドナテッラ・ヴェルサーチ氏は「毛皮?私はもうこれには参加しない。ファッションのためにどうぶつを殺したくない。間違っている」と言及。

その他「ジョルジオ アルマーニ」「カルバン・クライン」「ヒューゴ・ボス」「ラルフ・ローレン」「グッチ」「マイケル・コース」「ダナ・キャランNY」「バーバリー」「ジミーチュウ」などの大手人氣ブランドもどうぶつの毛皮の使用を廃止すると発表しました。
海外での「どうぶつの皮」離れの勢いは止まりません。

この勢いで、まずはファッション業界からどうぶつのギセイを無くしたいです。
私達には着るものが沢山あります。

綿、麻、化学繊維においてはポリエステル、ポリウレタン、レーヨン、ナイロン、アクリルなど。
特に化学繊維は安価でシンプルで使いやすいのが特徴です。
今の時代、どうぶつを殺さずとも私達の着るものは沢山あります。
しかし思いやりのない人々は以下のような屁理屈を並べ、必ずしも必要のないギセイを減らす努力をしません。

屁理屈その①
「毛皮も皮も食肉の副産物だから、やめたところでそのギセイは変わらない」
これは卵が先か鶏が先か、の論理と同じで、毛皮の需要がある限りどうぶつは殺され死体は肉にされますし、肉を食べる人がいる限り毛皮が生まれることにもなります。
まずは何か一つを無くすことで流れは変わるし、又、意識は繋がっているので、それによって無駄なギセイに氣付く人もいるのです。
しかしながら、「毛皮を止めたところで結局何も変わらない」というこの考え方は非常に危険で、こういったタイプは他の問題に対しても「開き直り型屁理屈」を述べてくるタイプです。
例えば、わかりやすく言うと、目の前にゴミが落ちていても「これ一つ拾ったところで世の中のゴミが減る訳じゃないし」といって見過ごすタイプ。
せめて目の前のゴミだけでも拾おう、せめて自分の出来る事からしよう、という慈善心が無いのがこのタイプです。
こういう人間が増えると世の中は決して良くはなりません。
まずは自分の出来る事から始めてみる、必ずしも必要のないものはやめてみる。
この謙虚さが人生も社会も良くします。
因みに食肉関係なく、毛皮だけの為に殺されるどうぶつは、犬、猫、キツネ、タヌキ、アライグマ、ウサギ、ミンク、イタチ、カンガルー、アザラシ、スカンク、チンチラ、ヤギ、ヒツジ、リス、ビーバー、コヨーテなどと非常に多い事がわかります。
その数なんと年間7500万匹以上。
あまりに大量に殺されるウサギに関してはデーターが取れきれていない為含まれておらず、又、統計が不明確な中国の犬皮産業の数も入れると、毛皮産業の年間のギセイ数は10億匹を超えると言われています。

屁理屈その②
「どうぶつ性繊維は天然素材だから自然に良い。化学繊維は石油由来なのでエコではない」

毛皮や革は、どうぶつから剥ぎ取られた後、化学的に加工しなければいけません。
皮は「臓器の一部」なので放置すると腐るため、腐敗菌やバクテリアの繁殖を抑えないといけません。
その際、合成界面活性剤と脂肪、溶媒、化学酸、タンニン、殺生物剤、殺菌剤、消臭剤、染料、漂白剤などの非常に危険な「混合なめし剤」が使れます。
この中には、環境や人体への悪影響がある六価クロムやホルムアルデヒドも含まれています。
例えば六価クロムは非常に強い酸性の為、液体に触れたり、蒸氣を吸い込んだり、飲水として飲むと、発赤、発疹、炎症が起き、さらに鼻や喉の粘膜にも炎症が生じ、やがて呼吸器系の癌、肺癌に発展します。
世界の毛皮の80%を生産している中国では毛皮を含む皮革産業は環境保健局から、最も環境汚染をもたらす業種として指定されています。
中国には「癌の村」と呼ばれる村が多数あります。(2013年の段階で報道されただけれも255の村、当局の発表では459の村)
様々な産業が引き起こす環境汚染の弊害を受けている村の事ですが、毛皮の生産が盛んな河北省などはその筆頭です。
2001年に広東省の村での調査では、村人はカドミウム、鉛、クロムなどの重金属に汚染されており、この村では癌の発生率が全国の平均値の9倍にものぼっています。
この様に、どうぶつの皮を使う事は環境を必要以上に破壊し、更に人体に対する重要な健康被害も生み出しています。
又、毛皮にされるどうぶつを飼育する場合、糞尿による水質汚染しかり、死体の処理、水の消費なども含め、化学繊維の60倍ものエネルギーを消費する事になります。

                              

このように、どうぶつ製品を使う事は、自然派でもエコでも天然でもありません。
どう見ても化学繊維を使う方が環境、人体における負荷は最小限に抑えれます。
化学繊維でも十分い暖かいし、生きていく上でなんの問題もありません。
それに毎年10億匹もの命を殺してまで、自分だけ暖かくなったり着飾りたいとは思えません。
その他、ウール・モヘア(羊)、アンゴラ(ウサギ)、カシミア(ヤギ)、ハラコ(胎児)、ダウン・フェザー(水鳥)もどうぶつから毛や羽を無理やり奪い、ボロボロにし、最終的に殺します。

彼らの毛や皮は彼らのものであり、それを人間が奪う権利はありません。

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どうぶつ性繊維は、いろんな意味で非常に「リスクの高いファッション」です。
どうぶつを殺し、血と薬品で環境を汚し、人間も健康を害し、百害あって一利なしです。

どうかギセイの無いファッションを選んでください。

小田奈々


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