【一般無料】小麦が脳を狂わせる(健康基礎講座)

・小麦は砂糖よりも○○○が高い。

・ほとんどの人が当てはまる症状

・子どもから大人まで○○○を口にするようなもの

日本人はお米を主食として食べてきましたが、ここ数十年で洋食が当たり前になり、パンやパスタを食べるようになりました。

今では、小麦は加工食品のように見えにくいものにまで広く使われています

しかし、この小麦が体の中に入ると絶えず細胞に攻撃をしているとしたら・・・?
まさか、と思うかもしれません。

正確には小麦に含まれているグルテンによって、様々な疾患を抱えている人が実に多くいます。
そしてほとんどの人は小麦が原因だとは全く氣づいていません。

では、グルテンは体の中でどのような作用をして、どんなダメージを与えているのでしょうか。

グルテンとはタンパク質の混合物で、ご存知の通り粘着性を持っている物資です。
パンやケーキの生地をこねてのばしたり、形をまとめるのも、ふわふわに焼き上がるのもグルテンのおかげです。

しかし、美味しいと感じるものが必ずしも体に良い作用をするわけではありません。

グルテンには粘着性があるため、分解・吸収が妨げられます。
消化が不十分だと、消化管内にのりのような粘り気のあるものがへばりつきます。

すると体は免疫系に警告を出し、小腸の内側に損傷を与えて腹痛、下痢、便秘などの症状が表れます。

食べ物の過敏症は免疫系の反応によって起こります。

食べ物に含まれる成分を消化する酵素が体内に不足していると過敏症が起きます。
または、もともと持っている酵素で分解できない場合も同様です。
つまり、食べるべきでない(食べると病気になる)ものを食べているのです。

グルテン過敏症や脳の研究における第一人者であるイギリスのハジヴァッシリウ博士は
グルテン過敏症は原因不明の神経疾患を抱えている患者に共通している」と述べています。

人類は昔より小麦を石臼で挽いて粉状にしたものをこねて焼き、食べていました。

しかし、今食べられている小麦は昔食べられていたものとは全く異なるものです。
品種改良が繰り返されて、数十年前に栽培されていた小麦と比べてグルテンが40倍も多く含まれています。

このグルテンを多量に含む小麦は強い中毒性をもっています。

グルテンは胃で分解されて脳関門を通過できる物質に変わるのですが、それが脳に入り込むと恍惚感を感じます。

パン、ケーキ、ドーナツ、小麦を使ったお菓子、麺類などを食べた後に幸せな氣分になるのは氣のせいではありません。

これはアヘンを服用した時に快感を得るのと同じしくみです。

パン、パスタ、ピザ、うどんなど小麦は主食に多く使われていますが、これらを全く好まない人はアレルギーを持つ人を除けば皆無に近いです。

ついつい食べ過ぎてしまう、体に悪いと思っても止められない食べ物には中毒性があります。

グルテンの問題はまだまだあります。
白砂糖がGI値が高い事はよく知られていますが、実は小麦は白砂糖よりもGI値が高いのです。

インスリンの大量分泌によって低血糖症状を引き起こしてしまいます。

肥満は病氣の原因であることはよく知られていますが、脳機能を損なうリスクが非常に高く、糖尿病の人はアルツハイマー型認知症にかかるリスクが2倍も高くなります。

内臓脂肪は炎症を引き起こしますので、糖尿病や脳の疾患にも深く関係があります。

実はお腹が大きい(脂肪を蓄えている)人ほど、脳の記憶中枢の海馬が小さいのです。
海馬は記憶を司る重要な場所で、萎縮するほど機能も低下します。

脂肪を過剰に溜め込んでいる体は、それだけで病氣を作り出しています。

この研究発表者は、肥満や血管の疾患は認知低下や認知症と関係があると結論づけています。

脳疾患の原因は、だいたい食事が原因であることがほとんどです。
もちろん他にも要因はありますが、多くの場合は炭水化物の摂り過ぎや良質な油の不足から来ています

グルテンは脳に炎症を作り、それが脳の機能を低下させて精神の正常な働きも妨げてしまいます

これらは、明らかに動物性脂肪や小麦などの精製食品の摂り過ぎが招いた結果です。
肥満の人はすぐに食習慣を改善しないと大病をしてしまいます。

グルテンに過敏に反応して引き起こされる症状はたくさんあります

糖尿病、消化困難、栄養吸収の不良、不安、うつ病、自閉症、ADHD、がん、生殖不能、平衡感覚の低下、偏頭痛、頭に霧がかかった感覚、パーキンソン病、心臓疾患、てんかんなど

これを見てハッとする人もいるのではないでしょうか。

日常の中で何となく感じる体調不良のレベルのものから、酷くなると仕事や社会生活が出来なくなる程体と精神にダメージを与えるケースもあります。

小麦が厄介なのは、嗜好品だけではなく食事にまで多く使われているため、体調不良が表れても、その症状と小麦との因果関係に氣づきにくい点にあります。

氣持ちが沈んだりイライラや不安があると、それを解消しようと食べるものは必ずと言って良いほどグルテンや白砂糖が含まれています。
グルテンは感情的な食事、つまり暴飲暴食に走りやすくさせてしまいます。

先に挙げた数々の症状はグルテン以外に原因がある場合もあり、または複合的に起きている可能性もあります。

小麦は体を病氣にさせる外的要因の中でも、まだ自分の心がけ次第で避けることが出来ます。
もし症状が該当している場合は、食事の見直しをしてください。

洋食はどうしても小麦が入り込みやすくなります。
主食のパンやパスタ、クリームソース、スープのとろみ、フライの衣、デザートのケーキ・・・
あらゆるところに小麦が使われています。

ところが、和食にすると小麦を摂る量は無理なくグンと減らせます。

玄米、味噌汁、お漬物、お浸し、納豆、梅干し・・・
完全とまではいかなくてもグルテンが少なく、野菜や発酵食品を何種類も食べられます。

今まで小麦を多く食べていた人は「小麦を摂らない」と思うと、苦しく感じるかもしれません。

しかし、このように食べるものを置き換える方法だとチャレンジしやすいと思います。

洋食を食べた時のような高揚感はありませんが、その分血糖値の上がり方は緩やかで、穏やかな満足感を感じられます。

和食の持つ滋味深さは幸せな氣持ちをもたらしてくれますよ。

このようにして、小麦は意識次第で避ける事が出来ます。
洋食は時々楽しむ程度にとどめて玄米菜食をメインにした食生活に変えると、内臓脂肪が落ちて体調が良くなっていきます。

運動も以下のように脳や体の機能を向上させますので、食事と合わせて改善するとさらに効果的です。
・炎症を抑える
・血糖値のバランスをとる
・記憶力の向上

ウォーキングなどの有酸素運動を1日20分。これを週5回行うことで効果が表れます。

また、日常の中の身体活動も脳の機能を向上させます。
料理、そうじ、せんたく、買い物のような日々の生活で行う動作が少ない人は、多い人よりもアルツハイマー型認知症にかかるリスクが2.3倍も高くなります。

グルテンを遠ざけると、すぐに体や気持ちに良い変化が表れます。

健康の維持や病氣の予防は日々の習慣の積み重ねですので、じっくりと継続していきましょう。

山本 和佳

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