現在公表されている、世界で最も古い音楽…
私たちは、普段音楽を聞いています。
特に意識していなくても、テレビから音楽や歌が聞こえてきたり、
外に出れば音楽が聞こえてくる時もあります。
私たちはいったいいつから音楽とともにあったのでしょうか。
人類の歴史から音楽を考えると、それこそ、太古の昔から、原始人が作り出した音楽がありました。
音楽は、人類と同じくらい古くからあったのです。
では、その正確な起源は、いったいいつなのでしょうか。
人が作った音楽の一部は、楔形文字の碑などで残されているものがこれまでに発見されています。
その中でも、完全な形で現代まで残されている楽曲として、最古の部類に入るものがあります。
それが、『セイキロスの墓碑銘』です。
古代の墓碑に歌詞と音符が刻まれており、年代は紀元前2世紀から紀元後1世紀ごろとされています。
古代の文字を様々な角度から翻訳したものがありますが、その中でも個人的に一番気に入っているものを掲載したいと思います。
生きている間は、輝きをもって
思い悩む必要はありません
人生はつかの間であり
時はいつか終わりを求めてくるのだから
どう思われますか?
太古の人が遺してくれたこのシンプルで奥深いメッセージを、私たちも未来へ受け継いでいきたいです。
下記サイトで世界最古の音楽が聴けます。(一部携帯電話では聴くことができません。)
http://maiise.dtiblog.com/blog-entry-2375.html