大手製薬会社ノボ・ノルディスクが動物を使った実験を今後一切しないことを発表

多くの動物の命が救われました。
これが本来の企業の在り方です…。

製薬会社ノボ・ノルディスク 生物(学的)製剤のバッチテストで動物を使った実験を今後一切しないことを発表しました。

ノボ ノルディスクは、デンマークに本社を置く世界的なヘルスケア企業です。社員数は世界76ヶ国に29,000人を擁し、179ヶ国で製品を販売しています。

年間約1,400億円(2008年度実績)を投資している研究開発は世界最高水準で、創業以来蓄積された知識と技術は、糖尿病をはじめ、血友病、成長ホルモン領域などの分野でも活かされ、日本では全領域でトップシェアを獲得するなど医療現場から高い評価を受けています。

動物実験を止めた彼らは、こう言います。

「私たちは、時代遅れの実験を減らし、動物を使った方法の代わりになる、実験室での新しい試験法を開発するため10年以上取り組んできました。」

時代遅れ・・・

より発展的な考えだからこそ、進化を止めない会社だからこそ、動物の命に頼らないで、実験をする方法を編み出しました。

それは、生きた動物に代わり、ハムスターや他の動物の“細胞”を使うやり方です。

これなら、動物の命は殺さず、しかも、より正確で信頼性の高い結果がでると、ノボノルディスクは言っています。

しかし、動物を使わない手法への移行は、世界中の関係当局に多大な批判を浴びたそうですが、その苦情の声を納得させるため、膨大な数の登録書類の修正を伴いました。

この会社では、10年以上前に調査特別委員会を設置し、重複する試験での動物の数を削減もしくは動物を使わない方法に置き換え、さらに、同じ製品の品質と安全性を確立することを目標に掲げ、やってきました。

この目標は達成されました。

マウス、ラット、モルモット、ハムスター、ウサギの動物の使用数を、1990年代の13,000匹から2000年には2,078匹へ、そして2010年には772匹にまで減らしたとのことです。

現在は今後一切しないと断言しました。

今回のことは、ノボノルディスクの、動物倫理に対する責任において節目であり、競合や異業種メーカーに対しての、企業のあるべき姿、道しるべとなったはずです。

日本の動物実験を行っているメーカーです。

P&Gマックスファクター
カネボウ化粧品
キナリ
コーセー
サンスター
ジョンソン
ジョンソン・エンド・ジョンソン
日本ロレアル
フマキラー
ブラウン
ホーユー
ポーラ
ポーラ化成工業
ユニリーバ・ジャパン
ライオン
ローム・アンド・ハース・ジャパン
ロンザジャパン
一丸ファルコス
一光化学
花王
岩瀬コスファ
資生堂
日光ケミカルズ
日本メナード化粧品

これは一部であり、もっと多くの企業が動物の命を犠牲にしています。
それを支持してしまっている国民も、意識を変えて、動物実験の必要がない製品を選んでいく必要があります。

安田 和弘