家庭で簡単にできる節電シリーズ7

エアコンをひと工夫して使う節電術、第2段!

【扇風機やサーキュレーターを併用して節電!】

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に行く性質があります。

何もしないままではエアコンの性能を十分に活かしきれていないことに…。

そこで、風向きを上手に調整することでエアコンを十分に活用しましょう。

扇風機やサーキュレーターをエアコンと併用すれば、夏は風が体にあたると涼しく感じ、逆に冬は暖まった空気を循環させることができます。

【温度設定で節約!】

夏の冷房時の室温は28℃を目安に、冬の暖房時の室温は20℃を目安にしましょう。

夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の消費電力の削減になり、
冬の暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になります。

○エアコンなど冷暖房器具の利用を最低限に抑えるために

・夏は身体の熱を冷ます食材(トマト、きゅうり、スイカ等)、冬は身体の温まる食材(大根、ニンジンなどの根菜、生姜、ニンニクなどの香味野菜等)季節の食材を食べることで身体にもともと備わっている体温調節機能を最大限に活かす。

・夏は窓を開け空気を循環させ、冬は陽が落ちて冷気が入る前にカーテンを閉め室内を保温。

・夏場は冷水で足だけでも浸けると涼しさが増します。
また、冬は湯たんぽを利用、中のお湯は翌朝の洗面に再利用。

・冬場は普段より一枚羽織ったり、ストールの活用も効果的。

・仕事の合間にストレッチなど軽い運動で血行を良くする。
夏場はシャワーだけですまさず、湯せんに浸かる。
(汗腺が正常に働きやすくなり、発汗により体温を調節しやすくなる)

エアコンを使わなくても、季節の物を食べたり、湯せんに毎日浸かるなどすると、身体の体温調節機能がよく働くようになります。

こうしたことも生活に取り入れ、エアコンを使う時間を減らしていくと、健康にも環境にもお財布にも貢献できます。

是非、お試しください。