玄米は、炊き方次第で味も食感も違ってきます。
香ばしいお焦げの香りが食欲をそそります!
【土鍋で炊く玄米】
(①~③・⑤はこれまでのやり方と同じです。)
①洗ってゴミ落とし!
玄米は、白米のように研ぐ必要はありません。
良い水(塩素がない、もしくは無害化された)を流し込み、くるくる回すとゴミやほこりが上がってくるので、それらを取り除きます。
この作業を2~3回繰り返します。
※最初に玄米と出会う水が「良い水」であることがポイントです。
②美味しい炊き上がりの秘訣は「もみ洗い」にあり!
両手で米をすくい上げて、手の平ですり合わせるようにしてもみ洗いをします。
玄米の表面に傷をつけることが目的です。
表面に傷がついた玄米は、その分水を良く吸うようになり、柔らかく炊き上がります。
③すすぐ
水を流し、土鍋に移します。
④水加減
水の量は1.5~1.7倍が目安です。
土鍋に玄米と水をいれます。
⑤水に浸す
玄米は白米よりも吸水しにくいので、しっかりと6時間以上は浸してください。
(冬場は特に長く浸してください。)
朝の分のご飯は前日の夜に用意して、夜の分は朝に用意しておくといいですね。
⑥美味しい炊き方
土鍋に塩をいれ、フタをして強火にかけます。
沸騰したら少し火を強めて鍋の中に対流を作ってから弱火にし、フタの穴に栓をします。
そのまま40~50分位炊きます。
火加減が強いと焦げやすいので気をつけましょう。
最後に30秒ほど火を強くして水分を飛ばします。
コンロからおろして10分間蒸らしたら、シャモジで混ぜます。
香ばしいお焦げの香りも楽しめる食べ方です。
ぜひ試してみてください。
川野 ゆき