家庭で簡単にできる節電シリーズ9

冷蔵庫は、季節に合わせて節電しよう!

【冷蔵庫の節電術その2】

○冷蔵庫の設定温度を変える

ご使用の冷蔵庫には、「冷凍」「冷蔵」などにそれぞれ分かれていると思います。

その用途に合わせた節電術をご紹介します。

○冷凍庫
冷凍庫は、物をたくさん詰め込むほど、冷凍効果が上がります。
また、必要以上に冷やし過ぎるのは消費電力の無駄に繋がるので、温度を適正に保つことが節電に繋がります。

○冷蔵庫
冷蔵庫は逆に、詰め込みすぎるより、隙間があった方が冷房の効率が上がります。
あまりぎゅうぎゅうに物を詰め込み過ぎないことがポイントです。

温度調整に関しては、庫内に「強・中・弱」のダイヤルがついていたり、扉にデジタル表示で温度管理ができるようになっています。

まずは、季節に合わせて温度設定をすることを意識してみてください。

夏場は「強」にして冷やし、冬場は「弱」にするというのが一般的ですが、夏場の冷房の使用で室内の気温が低い場合は、実際の庫内の温度を確認しながら、冷蔵庫の温度設定を夏は「中」にすることもおススメです。

冷蔵庫の適正温度は以下の通りです。参考にしてください。

・冷蔵室 1℃~5℃
・冷凍室 マイナス18℃~マイナス22℃
・野菜室 3℃~7℃

室温22℃の時に設定温度を「強」から「中」にした場合、年間で61.72kwh、約1360円の節電、節約になります。〈(財)省エネルギーセンター 家庭の省エネ大事典2011年版の数値より〉