家庭で簡単にできる節電シリーズ10

こんな小さな工夫で節電が実現します…

【冷蔵庫の節電術その3!】

○壁から間隔をあけて設置し節電

冷蔵庫を、部屋のスペース確保のために壁との隙間を出来るだけなくすようにぴっしりとつけてしまうご家庭も多いのではないでしょうか。

冷蔵庫と壁の隙間が少ないと、冷蔵庫から出る熱の逃げ場がなくなり、冷蔵庫からの排熱で、冷蔵庫が温まってしまう現象が起きます。

冷蔵庫自体に熱がこもってしまうと、それを冷やそうとするためにさらに余分な電力を消費してしまいますので、
冷蔵庫と壁との間隔をあけて設置することで、熱がこもりにくくなり節電に繋がります。
(放熱場所は冷蔵庫によって異なる場合があるため、取扱説明書等でご確認ください。)

ポイントは2つ。
側面を壁から5~10cmあけることと、
冷蔵庫の上に物を置かないことです。

キッチンの収納場所の関係でどうしても物を置きたい場合は、間にスノコを敷いたり、足のついている台を置くなどすると空間ができます。

壁から適切な距離をおくことで年間で45.08kwh、約990円~1,230円/年の節電、節約になります。
(省エネルギーセンターHP参照)

○熱いものは冷ましてから入れる

麦茶やカレーなど、熱いものを冷まさずにそのまま入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上昇するため、上がった熱を下げようと余分なエネルギーがかかります。

熱いものは冷めてから入れましょう。

○冷蔵庫のパッキンは定期的に交換する

冷蔵庫のドアパッキンが傷んでいたりして緩んでいると、そこから冷気が逃げてしまい無駄な電力を消費します。
冷蔵庫の扉を閉める時に紙(名刺など)をはさんでズリ落ちてくるようでしたら、パッキンを交換しましょう。

○冷気を逃がさないようにして節電

市販されている冷蔵庫用のカーテンを使うこともおススメです。
その場合はカーテンの丈がきちんと底につくような長さに調節することが大切です。

(カーテンを使うと、ドアポケット部分には冷気が届きづらくなるので、ドアポケットに収納するものには注意して下さい。)