糖尿予備軍の方必見!まだ間に合うかも!?
あなたの細胞にゴミは溜まっていませんか?
○○○ストレスが溜まっている人は要注意!
糖尿の原因は、なんと○○島にある…!?
「細胞死」、これが糖尿病を引き起こす要因の一つと考えられています。
細胞が死んでしまうと、その細胞が果たすべき機能が失われるため、身体にとって様々な悪影響が現れてくるからです。
ではどうして、細胞死が起きてしまうのでしょうか?
それは、私たちの体のとある部分にストレスがかかると起きてしまうのです。
「小胞体ストレス」という言葉はご存知でしょうか。
小 胞体ストレス(しょうほうたいストレス)とは、小胞体と言う細胞機能の一部に、DNAやRNA等を構築する際、その構造に折り畳まれなかったタンパク質 (変性タンパク質)が、細胞のたんぱく質を作ったり運んだりする場所に蓄積し、それにより細胞への悪影響(ストレス)が生じることをいいます。
つまり、細胞の小胞体と言う場所に変性たんぱく質というゴミが溜まっていってしまうのです。
これが溜まってくると、細胞の正常な生理機能を妨げてしまいます。
小胞体ストレスが起きた細胞は、正常に活動できなくなってしまうのです。
正常に活動できなくなった細胞は、ガン化したりと、悪影響を体に及ぼしてしまう存在になってしまいます。
そうなると、生命の危機です。
しかし、そんな細胞を修復する機能を私たちの体は備えています。
ただ、変性タンパク質が過剰に蓄積して、小胞体ストレスが強くなりすぎてしまうと、この修復機能が追いつかなくなります。
許容範囲を超えてしまうのです。
そうなると、「細胞死(アポトーシス)」が誘導されます。
つまり、細胞にゴミが溜まれば溜まるほど細胞の機能は低下し、それを治そうと体は細胞の掃除を始めます。
でも、あまりにゴミが毎日毎日どんどん増えていくと、掃除をしてもしても追いつかず、細胞そのものがダメになっていきます。
そうしたら、その細胞を死なせて、周りへの悪影響を最小限にとどめようとするのです。
その結果、小胞体ストレスによる細胞の死が組織の恒常性を乱すほど起こった場合、神経変性疾患などさまざまな疾患の原因になると考えられています。
そして、膵臓ランゲルハンス島のベータ細胞が細胞死により多数失われてしまった場合、糖尿病が発症します。
糖尿病の要因の一つは、この細胞に変性タンパク質のゴミが溜まりすぎるために起きるのです。
では、小胞体ストレスの原因となる変性タンパク質は、どんな原因でできてしまうのでしょうか?
それは、遺伝子変異、ウイルス感染、炎症など、原因は色々とありますが、現代人が細胞にゴミを溜めている大きな原因は、有害化学物質の乱用にあります。
有害化学物質が、細胞にゴミを溜めてしまう大きな原因なのです。
細胞のゴミ…。これを増やさないためにも、出来るだけ有害化学物質と関わらない生活を送ることが大切ですね。
さらに、こうしたことの解決策が、実は「玄米」にあるのです。
次回は、小胞体ストレスに対する玄米の驚くべきパワーについてお話します。
(つづく)
川野 ゆき