この映画を語らせろ2「浪人街」

roningai

今回は「浪人街(1990)」です。
「この映画を語らせろ」と言いながら、あまりに好きな映画なので何から書いていいのやら・・・。

まずは、あらすじ
江戸時代末期、仕事にあぶれた者が集う貧民街。
そこにある一軒の飲み屋にたむろしているのは、飲み屋の用心棒である赤牛弥五右衛門(勝新太郎)、刀の試し斬りで小金を稼ぐ母衣権兵衛(石橋蓮司)、夜鷹(売春婦)のお新(樋口可南子)のヒモである荒牧源内(原田芳雄)、鳥の飼育に精を出す土居孫左衛門(田中邦衛)の面々である。みな浪人で、それぞれ無気力な毎日を送っていた。
この街で夜鷹たちが旗本たちに次々と斬られる事件が発生するが、旗本の一人が殺害されたことから事件は大きくなり、彼らも巻き込まれていくことに・・・。

「浪人街」は昭和3年の無声映画の時代に、若干20歳のマキノ雅広(当時・正博)監督によって発表されたものが最初です。
江戸末期の浅草裏界隈を生きるアナーキーな浪人たちの人間模様をリアルに描いたこの作品は公開当時大絶賛を浴び続編や、トーキーのセルフリメイク作品なども作られました。
この1957年版はDVDも発売されています。
今回の「浪人街(1990)」は、再度リメイクが熱望されたもののご本人の健康上の理由でやむなく断念した企画を日本映画の父・牧野省三追悼六十周年作品として黒木和雄監督で製作されたものです。

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