携帯電話と癌

携帯電話と癌に相関あり。国際電磁波共同研究会報告。

一切知らない顔をしている日本とは違い、世界では携帯電話と脳腫瘍やガンのとの危険な関係性を指摘する動きが高まっています。
国際的科学者であり、電磁波研究の第一人者でもあるカリフォルニアのロイド・モーガン氏は、「健康への懸念からすでに子どもの携帯電話を禁止しようとする国も出てきた。
フランスでは小学校の子ども達に携帯電話はメールを送る以外には使わないようにと言っている」

「携帯電話は確かに便利だが、同時に脳腫瘍が爆発的に増えないかが心配である。
脳腫瘍はすぐに発症するものではないので、返って怖い、だからこそ用心した適切な使い方が必要だ。」と研究会で発表しています。

氏が書いた報告書、「携帯電話と脳腫瘍:懸念の理由15」はアメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、オーストラリア、ロシア、ブラジル、スペイン、ギ リシャ、フィンランド、アイルランド、スウェーデン、から43人の科学者や専門家、イギリスの電磁波政策研究所、ピープル・イニシアティブ基金、ラディ エーションリサーチ、放射線調査トラスト、パワーウォッチを含む団体が、その証拠を支持しています。

この研究で重要な点は、進行中のインターフォン研究の11の不備を列挙している事です。
この研究はアメリカ以外の13カ国ではこの秋にも提出される 事になっています。
例えばポータブル電話に関して、携帯電話のように高周波を出すにも関わらず、これらを使用した人の情報が抜けていたり、インターフォン 研究は脳腫瘍研究から締め出されていて、調査を受けた人の内、誰が死んだとか誰が病気になったかと言う情報も抜けていると言います。

インターフォン研究は、より影響を受けやすい子どもや青年に関する調査を含んでいない事も指摘しました。
モーガン氏は、携帯電話の使用と脳腫瘍との相関に関する最もゾッとする研究は、国際腫瘍学ジャーナルの2009年5月に報告されたレナート・ハーデル教授が率いる、スウェーデン科学者チームによる研究で、10代より若い時期にデジタル携帯電話とコードレス電話を使い始めると、脳腫瘍のリスクが400%まで跳ね上がると言うものです。

ハーデル教授は早くからアナログ携帯電話はガンのリスクを700%増加させる事を見出していた…と言う事実である。

このように携帯電話や電磁波に対する危険性を包み隠さず報告する姿勢や機関は必要で見習いたいものです。
しかし日本では行政も企業も研究者もこのような姿勢を見習わない以上、個人で少しでも情報を得て行きたいものです。

ガウスネット参照