薬の意味ってご存知ですか?
現代人は多く薬を服用していますが、普段自分たちが何氣なく飲んでいる薬の正体に迫ります!
くすりって、本当はなんなのでしょうか。
古代においては、「くすり」といえば、もっぱら生薬(草根木皮あるいは動物・鉱物)のことを指したとされています。
つまり、植物や鉱物、生き物からつくられている物を薬とよんでいました。
古代ギリシャでも、古代中国でも植物が薬の基本で(薬用植物)、それに加えて動物・鉱物も用いられていいます。
中国医学ではおなじみ漢方が有名ですよね。
漢方も植物など、自然なものからつくられています。
ところが、西洋では19世紀ころから薬用植物から有効成分を抽出したものに加えて、
化学的に合成した化学薬品もさかんに用いるようになりました。
つまり、石油です。
自然に存在していたものを利用して作られていた薬は、
現代ではいつのまにか石油で作られた化学薬品が主流になっています。
日本では明治政府が政策的に西洋医学を主流と位置付けたとされており、つまり、いつのまにか日本人が主食を玄米から白米に変えられてしまったように、
薬もいつのまにか自然の薬から化学薬品に変えられてしまいました。
いま、「薬」と言うと、従来の漢方薬や化学薬品の両方を指しますが、
本来、私たちが利用してきたのは、自然の物からつくられた薬だったのです。
(つづく)
川野 ゆき