人間は地球の支配者でもなんでもなく、地球に住まわしてもらっている一員に過ぎない。
しかし、人間が他の生物に行う蛮行は、余りにも自己中心的である。
その行為と共に育つ子どもは、当然そのような大人になってしまう…
人間は自分のプライバシーにはガタガタ言うが、動物になるとお構いなしの蛮行に出れる。
外国に住む、他の生物をおもちゃのように扱う人間には、必ず天罰が下るのではないだろうか。
以前、西日本新聞で以下のような記事が取り上げられていたが、動物から見れば決して楽しくない光景である。
「金色のヘビ、首に巻いて記念撮影 福岡市動物園」
福岡市動物園(同市中央区)のビルマニシキヘビ(雌・5歳)が14日、飼育員による動物の解説イベント「ZOOスポットガイド」に登場。今年のえとを見ようと約50人が訪れ、ヘビを首に巻いて記念撮影をした。
体長2・8メートル、体重12キロ。突然変異による金色の個体で、昨年12月31日深夜から今月1日にかけて脱皮したばかり。通常、一般公開されていないが、成人の日に合わせ登場させたという。
家族で訪れていた同市博多区の小学生は「想像よりも温かくて、こわくなかった」と笑顔で話した。
この日は他に、ジャコウネコの一種・ビントロングとニホンザルについても解説があり、子どもたちがビントロングの餌やりを体験した。
=2013/01/15付 西日本新聞朝刊=
(ナショナルジオグラフィックからのビルマニシキヘビの解説)
ビルマニシキヘビは、その美しい模様と成長の速さと普段はおとなしい性質から、爬虫類愛好家に人氣の大型ヘビだ。
しかし残念なことに、獲物を絞め殺せるほどに大きくなるヘビであるのに、適切な世話をしてもらえず、野生に戻されることも多い。飼い主を攻撃することがあり、時には死に至らしめることもある。
ビルマニシキヘビは本来、東南アジアのジャングルや草深い湿地帯に生息しており、地球上で最大のヘビの一種である。体長は7メートル以上、体重は90キロ、胴まわりは電柱ほどの太さにまで成長する。
若いうちは木の上で過ごすことが多いが、成長するにつれて体の大きさと重みで木に登ることが難しくなり、主に地上で過ごすようになる。泳ぎも得意で、息継ぎなしで30分間も水中に潜っていられる。
(解説終わり)
このような生物を捕獲し、遠い外国に連れてきて、見世物と金儲けのために人間の首に巻く必要性は一切ない。
人間のこの行きすぎた愚かで傲慢な態度は、必ず自然の祟りを被るであろう。
