健康学~ストレスと免疫の関係4~

風邪をはじめ、ガンやアレルギー、うつ病などの病氣が起きるきっかけがあった…!?

前回は、免疫力の鍵を握る2つの自律神経、交感神経(心拍数が増加し血圧が上昇)と、副交感神経(心拍数を減少させて血圧を下げる)のそれぞれの働きについてお話しました。

2つの自律神経はどちらかが活発に働くと、もう一方は働きが抑制されることがわかっています。

ではもし、交感神経が優位に働いていると体はどうなるのでしょうか。

例えば、何か悩みや心配事があり、食欲がないとするとそれは副交感神経の機能が低下していることがわかります。

なぜなら、副交感神経は消化活動をする臓器に影響を与えるため、副交感神経が働かなくなってくると食欲の抑制が始まるからです。

悩み事や心配事があり食欲がない時は、交感神経が優位に働いている状態ですが、もしそれらが解消して安心すると今度は副交感神経が優位になり、血圧が下がりはじめ、脈が緩やかになります。
すると、消化管へ血流がよく流れるようになり、食欲が旺盛になってきます。

私達の心の状態と連動しているのが自律神経なのです。

普段の生活の中、刻一刻と変わる状況に応じて、交感神経と副交感神経はそれぞれが役割分担をし、うまくバランスのとれている状態が、健康な状態と言え、そのような状態の時は私達も体調が良いと感じられます。

逆に、不健康な状態とは、交感神経、副交感神経の内どちらかに固定される状態が続くときです。

心身に強いストレスを感じたとき、人は交感神経が活動的になります。
しかし、交感神経が過剰に働きすぎてしまうと、イライラしたり、動悸がしたり、また、そのような交感神経の緊張状態が続くと、次第に粘膜や組織に障害が起こり、免疫力は下がり、やがてガンなどの病氣の発祥に繋がってしまいます。

そして、交感神経の緊張が続いた分、何かのきっかけで交感神経と副交感神経のスイッチが切り替わり、交感神経の緊張が続いた分その反動で副交感神経が過剰に反応します。

副交感神経が過剰に反応する事で免疫力は上がりますが、免疫過剰になると今度はアレルギーやうつ病などの病氣が起こります。

風邪をはじめ、ガンやアレルギー、うつ病などの病氣が起きるきっかけは、自律神経を左右する心の影響が大きいのですね。

ストレスにより病氣を発症する理由とは、心の状態が血液の流れと免疫力を左右する自律神経に影響を与えるためだったのです。

川野 ゆき

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