不耕起(ふこうき)農法とは

不耕起(ふこうき)農法とは、字の如く、耕さないと言う事です。

また稲刈りが終わった水田に冬期も水を張る冬期湛水(とうきたんすい)により生き物いっぱいの田んぼが出現します。

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水田を一切耕さずに水を張り、その中に誕生する生物の活動によって、土が肥沃になり、 おかげで除草剤や肥料がいらなくなります。

耕すものだと思い込んでいる人は不思議でしょうが、本来自然界には土を反転した場所など存在しないのです。

土の天地返しが起こったら大変なことです。自然界で土を耕すのは、せいぜいモグラやミミズです。

土も耕さず、人工の肥料を与えなくても野山の木々は育ち、花は咲きます。

ですから稲の育成の条件を整えれば、耕さなくでも、お米も獲れるのです。その方が正しいのです。

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農薬は稲の病氣や害虫駆除が目的といいますが、農薬によって益虫までも死に、自然界のように、害虫を駆除する益虫とのバランスも取れなくなり、更にひ弱な稲にも育ってしまいます。

機械農法は重労働からの解放と言う点では便利ですが、一番の問題点は、化学肥料と化学農薬の洪水を招いた事です。

かつて二千年の日本の歴史の中には、化学物質の投入など存在しませんでした。

機械化が悪いのではなく、方法手段が悪かったのですが、工業化と合理化のみの追求ばかりではなく、有り難いご飯になる、稲作りの大切さぐらいは、大自然から学びたいものです。