豚も鳥も今後出てくる新たな動物のインフルエンザの蔓延は基本的には飼育環境の問題があります。
窓が一つもなく暗く狭い最悪の畜舎が多いですが、それ以外の畜舎も決してよいものではありません。
たくさんの家畜が閉じ込められたままそんな場所で死ぬまで一生を過ごすのです。
そんな不衛生で不自然な環境では細菌やウイルスなどは今後も無限に発生する事でしょう。
多くの人が自然に逆らい肉食を好んでいますが、そんな不健康な動物の肉や乳や卵を食べていて健康が保てると思っているのでしょうか?
そして畜産飼料はほとんどがポストハーベストにまみれた遺伝子組換え穀物です・・・さらに畜産飼料には大量の飼料添加物が混入しています。
またその中には、抗生物質やホルモン剤などが含まれています。
エサに入っている抗生物質は家畜の体内に入ります。
動物の腸内には大腸菌やサルモネラ菌などの細菌類がいますが、
抗生物質とエサを一緒に食べた動物の腸内では腸内細菌の変異株が大量に発生します。
それが糞として排出され肥料となります。
堆肥化され濃縮されるとさらに変異株は増えます。
そんな変異株入りの堆肥を田んぼや畑に入れると、そこで収穫した作物には変異株がつく可能性が高いでしょう。
堆肥由来の栽培である有機農法などは変異株(耐性菌)の中で栽培されています。
このような畜産堆肥を作る事を奨励している人や関心を示さずに食べている人は、そのうち自分や家族が病院に入って院内感染にかかっても文句が言えなくなります。
因みに人間が病院で使用している抗生物質は100トン。
畜産飼料で使用している数はなんと1000トンです。
このような事実はなかなか表には出てきません。
何を食すかによって我々の健康の格差、バラツキが出てきます。
調子の悪そうな人や悪い人は、往々にして食が乱れています。
きちんと食べてると思っている人でも以上のような栽培方法でとれた物を一生懸命食べているケースがあります。
これでは健康どころか肉体的にも精神的にも病気が増えも不思議ではありません。
現実に病気はどんどん増えているのではないでしょうか。
いつも提言しているように主食であるお米や玄米については最も関心を持ち低農薬や有機などの言葉にごまかされずに、自然農法から取れた正しい食の習慣をつけるようにして下さい。
低農薬と言われてもちょっと想像してみて下さい、例え微量でも虫が死ぬような物を毎日毎日食べ続ける事を・・・。
今なんともなくても将来病気になる可能性は高くなります。
ましてやスーパーやコンビニのお米は誰が作っているのかも表示してある産地も本当か偽装かすら分かりません。
生活習慣病に対しては電磁波、パーソナルケア商品などに含まれる化学物質、そして食に気をつければかなり変わってくるでしょうが、その中でも食、特に主食は最も肝心です。
食は未来なのです。