【一般無料】穀物の持っている力(健康基礎講座)

昔より日本人は穀物を食事の中心としていました。

そのたくましい体や精神は穀物が土台だったと言っても過言ではないでしょう。

それほど穀物には営養がたっぷり含まれ、生命力に満ちています。

外見も中からも美しく! 穀物のエネルギーを取り入れましょう。


日本という国を万葉集の中で「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」と呼ばれています。

「稲穂がみずみずしく生えている美しい国」という意味で、日本の美しい風景を称賛しています。

「豊葦原」と言われるように、日本には湿地帯が多く、氣候も稲作に適していました。

日本の降雨量はとても多く、世界平均が1年に約970ミリに対して、日本は約1800ミリにも上ります。

「イネ」は、古代語で「命の根源」を意味する穀物の総称でした。

そして、その粒は「アワ」と呼ばれ、「生命力、調和、女性」を表していたと言われています。

今でも「ご飯を食べる」は食事をすることを指し、パンや麺類を食べる時も「ご飯にしよう」と言うほど、
日本人にとって穀物は食事の中心にありました。

米は前の晩に水に浸しておき、朝に炊き上げます。米の炭水化物が酵素によって分解され、オリゴ糖になります。

オリゴ糖は腸のビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。

また、水に浸すことで胚芽に含まれるグルタミン酸がギャバに変化します。

ギャバは人体の中で特に脳に多い成分のため、脳内の血行を良くしたり、脳細胞の活性化、神経伝達を活発にして記憶力が向上する働きをします。
その他にもギャバには血圧の安定、動脈硬化の予防、精神安定作用があります。

体の健康は美しさにもつながります。

女性は毎日お化粧をします。「化粧」の「粧」は「米」と「庄」の組み合わせです。
「庄」には形作るという意味があり、

そこへ「米」がついて「粧」となります。

「粧」は装うという意味であり、つまり米でその形を美しくすることが装うということになります。

「化」には「変わる」という意味のほかに「成長させる」という意味もあります。

米を食べて、内面から健康的な美しさを生み出すことを古代の日本人はちゃんと知っていたのです。

ご飯にみそ汁を添える習慣は、鎌倉時代に始まったと言われています。

人間の体内で合成できない9種類のアミノ酸を「必須アミノ酸」と呼び、食べ物を通して摂らなければなりません。

大豆はリジンという必須アミノ酸を豊富に含んでいますが、同じ必須アミノ酸のメチオニンとシスチンは少ないです。

一方、玄米にはリジンは少なめですが、メチオニンとシスチンは多く含まれています。

玄米とみそ汁を食べることは、互いの必須アミノ酸を補い合っているのです。

女性も男性も美しくなりたいなら、パンとチーズではなく、是非とも玄米とみそ汁を摂りましょう。

昭和30年頃まで、日本人はあわやきびなど雑穀が混ざった麦ご飯を食べていました。

土地によっては、いもや大根も主食としていました。

主食はお米が中心でしたが、山間部や内陸部など標高の高い地域では、水を引くのが困難なため、

畑でひえやあわ、きび、麦、そばなどが作られてきました。

特にひえは、その名前が「冷え」に耐えることに由来しているとも言われるほど寒さに強く、
寒冷地や高地でも栽培され、湿害、酸性土壌や塩害にも強い大変生命力が強い雑穀です。

あわやきびは、1~2ミリほどの小さな粒です。量で比べると、米一粒に対して5粒食べるわけです。

黄色い色素はポリフェノールで、抗酸化性に優れています。ビタミンやミネラルも豊富です。

一度にたくさんの粒を食べることは、たくさんの命の素、営養、エネルギーをいただくことになるのです。

アマランサスは、別名「スーパーグレイン(驚異の穀物)」とよばれ、雑穀の中でも営養バランスが特に高く、白米と比較して食物繊維が約15倍、

カルシウム約32倍、マグネシウム約12倍、鉄分約50倍、カリウム約7倍、繊維質約8倍もまれています。

歯や骨を強くする、抗ストレス力に優れている、その他慢性貧血症や骨粗鬆症を予防します。

雑穀をご飯に混ぜて食べていた頃は、どこの家でも子だくさんで、毎年のように子どもが生まれるほどでした。

風邪もめったに引かずに、夕方になるまで外で元氣に遊んでいました。

現在、長寿で元氣な人達は、雑穀を食べた時代を経ています。そのときの食生活が健康長寿の土台となっています。

雑穀は様々な調理法がありますが、玄米と炊けば手軽に食べることができます。

穀物の力を見直し、毎日の食事に是非取り入れましょう。

山本 和佳

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