4月4日現在、都内の劇場・映画館では震災と原発事故を考慮して、上映回数の削減などが行われています。
今回ご紹介する映画も一旦上映を中止するそうです。
もちろん、いたしかたのないことと思っていますが、敢えて言わせていただければ、このような映画は今の時期こそ上映回数を増やして欲しいと思います。

この映画は日本のエネルギーの最前線、山口県上関原発計画に向き合う祝島の島民と、スウェーデンで持続可能な社会を構築する取り組みを行う人々の両面から現代のエネルギー問題を描き出すドキュメンタリーです。
監督はやはり原発問題(燃料再処理工場)を描いた『六ヶ所村ラプソディ』の鎌仲ひとみ氏です。
『ヒバクシャ――世界の終わりに』『六ヶ所村ラプソディ』に続く三部作の“完結編”となるようです。
瀬戸内海に浮かぶ祝島の真正面に、原発建設計画が持ち上がってから28年の間、島民は一貫して建設に反対してきました。
島では千年も前から海藻や鯛をとり、無農薬のびわを栽培しての生活を続けてきました。また原発予定地には、絶滅危惧種とされている希少生物も棲息しいます。
原発重視かつ電力独占体制の日本のエネルギー政策の現状と対比して描かれるのは、持続可能な社会を目指すスウェーデンの人々です。
足元にある資源で地域自立型のエネルギーを作り出し、電力の自由市場をもって支えています。
エネルギーと自然の共存をいかに大切にすべきか、観る者に問いかけます。
日本を変えるにはどうしたらいいのか、そして祝島の未来はどうなるのか…。
きっと私と同じ想いの方が多いのでしょう、自主上映会が盛んに行われています。
本日(4月4日)は宮崎県で上映会があるようです。
週末には東京や神奈川でも。
詳しくは公式サイト(PCサイト)の自主上映情報をご覧ください。
カレンダー形式でとても分かりやすくなっています。
被災地の方が一日も早く笑顔で映画館に行ける日が来るようにお祈り申し上げます。
「ミツバチの羽音と地球の回転」公式サイト自主上映情報(PCサイト)