色も匂いも無い、目にも見えず肌でも感じない。
そんな五官では普段感じることのない放射線、その正体とは!?
まず、放射線、放射能、放射性物質と、これらはよく混同されてしまいますが区別すると
放射性物質-放射線を出す物質
放射能-放射線を出す能力のこと
放射線-生体に影響を与えるもの(いわゆる被曝)。
放射線には、自然界のものから放射される自然放射線と、原子炉・核兵器などから放射される人工放射線があります。
なんと、私たちの体からも放射線は放射されています。
生物にとって欠かせない必須元素のひとつにカリウムがありますが、このカリウムから放射線が出ているのです。
カリウムは細胞の内部に高濃度で含まれており、細胞外部では低い濃度で含まれています。この濃度の高低差を利用し、神経情報などを伝達する役目を担っています。
他 のミネラルもそうですが、体内に含まれる量が偏って多すぎても少なすぎても体に悪影響を及ぼします。そのため、体内のミネラルバランスを整える生理機能が 働き、カリウムは体重1kgに約2gと一定の数値が保たれています。(鉱物生体ミネラルもこのミネラルバランスを整えるのに優れた効果を発揮します。)
また、カリウムは脂肪にはほとんど含まれていないのが特徴です。
この特性を利用し、放射線の全身計測器で身体の肥満度を測ることができるそうです。
日本人が平均して浴びている年間自然放射線量は平均1.5ミリシーベルトといわれています。
(世界での年間平均は約2.4ミリシーベルト)
自然放射線は主に大気や大地、宇宙から放射されています。
こうしたことから放射線は日常的な存在であることがわかります。
では、このような日常的な放射線と、今回の原発事故のように生体に悪影響を及ぼす放射線との違いは何か、次回より解説していきたいと思います。
川野 ゆき