水、空気、そして肉や牛乳などの食品に検出される放射能物質。
身近になった放射能について、どれだけ気にしていますか?
もしあまり気にしていないとしたら…体の中は大変なことになっているかもしれません。なぜなら…
福島原発事故以降(いや、それ以前から?)放射能は身近な存在となってしまいました。
ただ、目には見えない分、何かと意識が逸れてしまいがち…。
これまで、放射能についてお話してきましたが、
「なんとなくわかったような気がするけれど、イマイチ危険に思わない、今のところ症状なんて出ていないし…。」
という方のために、過去の情報を少しおさらいしつつ、もう一度放射能の危険について考えていきたいと思います。
まず、放射能は危険です。
今すぐ症状が出ていないからといって、決して油断して付き合っていいものではありません。
なぜなら、放射線を浴び続けていくと、遺伝子の損傷が増えていくからです。
遺伝子は私たちの身体を正常に構成するのに大切な役割を担っています。
私たちが母親から産まれてきたら、皆ほぼ共通して、頭は1つ、手足は2本づつ、指は5本づつ…といった具合に、人間としての形はある程度遺伝子によって決められています。
その遺伝子が損傷してしまうとどうなってしまうのか。
例えば放射性ストロンチウムは骨に集まることで有名ですね。
すると、放射性ストロンチウムが体内にある場合、骨での被曝量が増えていくことになります。
そして、骨を構成する遺伝子が損傷すれば、骨に奇形や異常が発生します。
福島原発事故より前に起きたチェルノブイリ原発事故。
事故にあった近辺の村などでは、そういった奇形が発見されています。
奇形は、事故を受けた本人よりその後の子孫に出てくる場合が多いようです。
そして、放射性セシウム。
これは、肉や牛乳からたくさん濃縮され見つかっています。
セシウムは筋肉に集まる性質があるため、筋組織に異常が出やすくなります。
筋組織は筋肉だけではありません。内蔵などは筋組織でできています。
つまり、セシウムに被害は臓器関係に出やすいということになります。
実際、遺伝子損傷がどのように行われるかは運次第といったところですが、それでも放射性セシウムの摂取を少しでも減らすことができたなら、臓器が何か異常を起こす可能性も減らせることになります。
臓器の中でも特に、身体の免疫の60%を担っている小腸に異常が起きた場合の深刻さは大変なものです。
放射能によって小腸がやられ、小腸がダメージを受けたことによって免疫力が激減してしまうとしたら…。
つまり、放射能の影響で様々な病気にかかりやすくなる、また、治りにくくなることを意味しています。
セシウムは、牛乳や、牛肉などで発見されていることはニュースでもご覧になっている通りです。
こういうことがあったにもかかわらず、小学生~高校生くらいの子がどんなお肉が使われているかわからないような安いハンバーガーなどを食べていることに衝撃を受けました。
この問題が解決に向かうまで、特に子どもには決して与えてはいけないものです。
もしも家族や知り合いの誰もがこのことを知らなかったとしたら、残念ですが食べてしまうのかもしれません。ですが、この記事を読んでいたり、自分でも勉強して放射能の仕組みを知っているのなら、それは食べさせてはいけないのです。
チェルノブイリでも、100人中100人とも異常が現れたわけではありません。
その子の免疫力や環境しだいでは、将来大きな奇形やガンなどの異常が発見されないこともあるかもしれません。
ですが、その逆の考え方もあります。
例えば、被害が100人に3人の確率だったとします。
多くの人は被害に合わないかもしれない…ですが、自分や大切な家族がその中に含まれるかもしれないのです。
「きっと大丈夫」と思いたくなりますが、安全を信じるのではなく、積極的に危険を回避する努力が大切なのではないでしょうか。
特に、小さい子の健康は周りの大人たちに責任があります。
20年後、30年後に後悔しては遅いのです。
今できること、気をつけられることはたくさんあります。
大切な自分や家族のために、もう少し今の現状を意識してみませんか?
川野 ゆき