シリーズ酵素①~酵素とはいったい何か~

「酵素」と聞いて、あなたは何を思い出すでしょうか。おそらくほとんどの人は「洗剤」と答えるのではないでしょうか。確かにそうかもしれません。
ただし、実は少し前まで「洗剤」には酵素は入っていなかった、というのも事実です。

かつては石鹸のようなアルカリで中和するタイプの洗剤が主流だったのですが、これらのものは大量に使用しないと汚れが落ちませんでした。
そこで1987年頃、ある洗剤メーカーが酵素入りのものを作ったところ、少量にもかかわらず汚れがたいへん良く落ちたため、
それ以来洗剤には何でもかんでも酵素を含ませるようになったのです。

こうして発売と同時に、テレビでやたらと「酵素入り洗剤」の威力を宣伝するコマーシャルが流れたため、「酵素といえば洗剤」と連想する人が多くなったのでしょう。
それまでは石鹸を用いて、界面活性剤(石鹸・洗剤の主成分)で汚れをとっていたのですが、酵素を入れることでさらに速いスピードで、よりきれいに汚れを落としてくれるため、
酵素入り洗剤はブームとなったのでした。

では、酵素の特性とは汚れを落とすことだけなのでしょうか。
もちろんそれだけではありません。むしろ、洗剤としての用途は酵素の持つパワーの一部でしかありません。

あえて結論を先にいってしまえば、酵素とは、人間の寿命を本質的に左右する唯一かつ最重要ともいえる栄養素だったのです。

「寿命は運命しだいだ」とか「星回りで決まっている」という人も多いでしょう。確かにそういう面もあるでしょうが、本当はあなたの寿命の鍵は酵素が握っているのです。
酵素をじょうずに体に取り込むことで、人間はより長く生きられるのです。

4000年もの音、バビロニアという国がありました。チグリス・ューフラテス川のあたりです。2003年に戦争のあったイラクの近辺です。
当時は砂漠はなく、緑豊かな場所だったそうです。

このバビロニアの時代の平均寿命は、なんと200歳といわれているのです。これはさまざまな調査機関がバビロニア時代の骨をもとに割り出した結果だそうです。
もしそれが仮に事実だとしたら、なぜ彼らはそんなにも長寿の人生を全うすることができたのでしょう。

その答えは、「酵素の入った食べ物ばかりを食べていたから」と考えられます。
なぜ酵素の入った食べ物ばかりを摂取すると寿命が何倍にも延びるのでしょうか。
その答えは後述しますが、ここで一ついえることは、酵素のない食べ物ばかりを食べていては寿命の約半分ないし三分の一しか生きられない、ということが最近の医学でも明らかになってきたということです。

つづく

グスコー出版 スーパー酵素医療 より抜粋


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