【一般無料】子どもの成長を支える遊びとは(健康基礎講座)

外で元氣に遊ぶ子どもをほとんど見かけなくなってしまいました。
ゲームをする親を見て、子どももゲームにハマる負の連鎖はストップ!
子どもにとって「遊びは仕事」! 情緒が安定し、丈夫な体に育ちます。
そして学校教育には抜け落ちている?知恵が身につきます。

昔と比べて治安が不安定になってきたことも関係していますが、最近は外で遊ぶ子どもをほとんど見かけなくなりました。

一昔前なら、平日の午後や休日には子どもの声が近所にこだまするのが当たり前でしたが、今は住宅地や公園でも比較的静かです。
外遊びをあまりしなくなりました。子どもの心身の発達にとっては望ましくない状況です。

平成27年度の文部科学省の調査によると、1日当たりのテレビの視聴時間は小学校6年生の約6割が2時間以上と回答しています。
その上、4時間以上が2割近くいるのです。

1日当たりゲームをする時間は、1時間以上という答えが小学6年生の約半数、中学3年生では6割に達しました。

現在、多くの子どもはテレビやゲームに時間を費やしています。

単純計算をすると、1年間のテレビ、ゲームにかける時間は1000時間を超えています。
現在、小学校6年生の1年間の総授業数は980時数です(1単位45分)。
つまり、学校の授業時間よりもテレビやゲームの時間が大きく上回っているのです。

子どもは、外で体を動かす遊びをほとんどしなくなってしまいました。
走ったり跳んだり、ボールを投げる動作が上手くできない子どもが増えています。

脳と体の各部分の働きが上手く連携できず、頭で分かっていても体を思うように動かせないのです。
体力面の不安だけではなく、情緒も安定しにくいと思います。

何十年か前までの子どもは、折り紙やあやとり、けん玉や竹とんぼを作るなど手先をよく使う遊びをしていました。
外に出ると、鬼ごっこ、縄跳び、木登りなど全身を使って遊んでいました。

すると、脳が活性し、体の各部分との連携が上手くとれるように発達していきます。

道具を使うことを通して、手先が器用になっていきます。成長するにつれ、家事を手伝うようになりますが、
その下地を作っているとも言えるのではないでしょうか。

子どもが集まると、ときにはケンカが始まったり、誰かがけがをすることだってあります。
その時に当事者、または第3者の立場から予測していない出来事に対応する力を身につけていきます。

毎日楽しく遊びながら、体も心も健全に成長していたのです。

しかし、現代では、ほとんどの子どもがゲームに夢中になっています。もちろん、与える親が悪い。
画面を見ながらボタンを押す単調な動きで、指先や体の緊密な連携をしません。

友達同士で集まってもゲームをしています。そこには体を触れ合ったり心を通わせる大事な体験が抜け落ちています。
黙っているので、楽だと思う親もいるかもしれませんんが、とんでもない!後でとても苦労しますよ。

これでは、どうぶつ観なんて育たない。自然を思いやる心も持てない。
人間の成長に沿っていないことをするからです。大人でも弊害を受けるゲームを、まだ発達段階の心も体も柔軟な子どもに与えてはいけません。

子どもは遊びの中で知恵をつけていきます。
学校教育では知恵はつきません。子どもの可能性を奪ってばかりです。
極端なことを言えば、学校教育を身につけなくても、こうした遊びをしっかり体験すれば健全に成長していきます。

屋外でおもいっきり体を動かすと、体力がつき、体のバランス感覚も優れていきます。
物事に意欲的に取り組むようになります。思いやる心や思考力、判断力も身につきます。

学校の体力測定では出てこない、繊細な体の使い方を遊びながら覚えていきます。

外で遊ばせることが難しい環境であれば、屋内で指先をよく動かす遊びをさせてください。
折り紙やあやとり、ビー玉、お手玉など、お金がかからないので親御さんは助かります。
それに電氣を使わないので環境にも優しいですね。

いつもは無理でも、たまの休日にはお出かけして自然の中で遊ばせてあげるのが、やはり望ましい。
想像力をフルに使います。大人から見ればただ遊んでいるだけ、と思うかもしれません。

しかし、子どもは五感を通して様々なことを吸収していきます。
無意識の範囲も大きく占めているので、吸収した全てを大人に報告することはありませんが、
子どもにとって遊びが仕事とも言われるように、人間の成長に重要な要素を身につける経験をしているのです。

ゲームのような大人が作ったシステムの中ではなく、折り紙など簡素なもので遊ばせる、体を動かすことが
子どもの創造力を伸ばし、大きな恵みとなり、全うな人間に成長する土台を作っていきます。

山本 和佳


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