シリーズ酵素12~老化はなぜ起こるのか~

老化がなぜ起こるのかは酵素栄養学が発表されるまで、いろいろな説が言われ続けてきました。
たとえば、神経内分泌説、ストレス説、免疫説、遺伝子プログラム説、体細胞突然変異説、遺伝子翻訳説、老廃物蓄積説、
フリーラジカル説、DNA障害説など、これらはどれももっともなものと思われます。

そして、そうした説の中に新たに加わったのが、「酵素の存在」という考え方でした。
というのは、酵素は作られはするものの、結果的には一生で一定ということがわかってきたからです。

老化とは一生で一定の潜在酵素が減ってきて起こる体の消耗だったのです。
つまりほかの因子よりもはるかに強く老化に関係する因子こそ、酵素の消耗だったのです。

逆に言えば、いつでも見た目をいつまでも若々しくいて、病氣をしないようにするためには、
どうすればいいのでしょうか。その答えは次の項目の励行に尽きます。

【老化を防ぐ大原則】
①毎日毎食、酵素の入った食べ物(特に果物と生野菜)を食す。

②老化を起こす食べ物(加熱食、加工食品、白砂糖〈和・洋・スナック菓子など〉、
酸化した油、トランス型油脂、肉・卵の過食)は極力避ける。

③深く良い睡眠をとる(酵素を休息、温存させる)。

④夜の八時以降は食事を摂らない。食べざるを得ないときは非常に消化の良いものを少量摂る。

⑤朝食は酵素の多い果物のみとする。

⑥毎日よく歩き、適度の運動をし、良い汗をかく。

⑦一日二〜三回、量の多い質の良い便を出す。

⑧ストレスを溜めない。

この大原則の実践が最大にして最低限の条件となります。
また、SOD食品やビタミン、ミネラル、ファイトケミカルを積極的摂ることも悪くはありません。

老化とは人間である限り、仕方のないことではあります。年をとるとさまざまな症状を通して、
酵素製造能力が衰え酵素預金が残り少なくなっていることを誰しも実感することでしょう。
それを防ぐ最大の物質こそ酵素です。

ですから、酵素を若いうちから飲んでおくと、老化を遅らせることができます。

つづく

グスコー出版 スーパー酵素医療 より抜粋


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