甘いものが好きで、イライラしたり落ち込んだり・・・ こんな症状が出ている人は要注意!
血糖のコントロールが効かなくなると、体が危険な状態に陥り、最悪の場合は意識が無くなってしまいます。
血糖値の上昇が穏やかな食べ物を食事に取り入れましょう。
白砂糖の入ったお菓子などを、大量にまたは習慣的に食べると低血糖になることは、一般的に知られるようになってきました。
低血糖は、以前は糖尿病患者にインスリンなど薬を投与した際に急激に血糖値が下がる状態を指していました。
しかし、今では食べたものによって低血糖を起こすケースがとても多くなりました。
中には低血糖だと自覚していない人もいるかもしれません。
「機能性低血糖症」と呼ばれるこの病氣は、血糖値が低くなるだけではなく、上がったり下がったり、
低いまま推移したり正常な血糖値を保てなくなってしまいます。
インスリンが分泌されると副交感神経が優位になり、アドレナリンやノルアドレナリンが分泌されると交感神経が優位になります。
糖分を大量に食べると、血糖値が急激に上がります。この糖分を取り込もうと、すい臓からインスリンが大量に分泌され、
血糖値が急激に低下し、体は危険な状態です。
そこで、今度は脳が血糖値を上げようとして、アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンを分泌する指令を出します。
交感神経が優位に働き、血糖値が上がります。
このように血糖値が急激な上昇、低下を繰り返すのですが、このときに表れる症状は大きく2つに分かれます。
1つは、血糖値が正常の範囲を大きく超えて急激に低下するときに生じる「交感神経刺激症状」です。
血糖値を上げるホルモンが分泌され、発汗、不安、動悸、手の震え、顔面蒼白などの症状が表れます。
2つめは、血糖値が以上に低下したときに生じる「中枢神経症状」です。
集中力の散漫や頭痛、かすみ目、ひどい物忘れ、空腹感、異常な眠氣、さらにひどくなると異常行動やけいれんを起こして、
最悪の場合は昏睡状態に陥ることもあります。
機能性低血糖症は血糖コントロールができなくなる病氣で、大きく3タイプに分かれます。
・反応性低血糖
食後に急激に血糖値が上がり、ピークまでいくと急激に低下します。空腹時よりも血糖値が低くなるため、
それを上げようと様々なホルモンが放出されます。アドレナリンやノルアドレナリンが大量に放出されると、
動悸、手足のしびれ、イライラ、恐怖感、不安感などに襲われます。
・無反応性低血糖症
食後の血糖値の上昇が少ないタイプです。
血糖値が上がらないため、脳や筋肉でエネルギーが作られず、強い疲労感、倦怠感、集中力・思考力の低下、
うつ症状などが現れます。引きこもりや不登校児童に多いと言われています。
・乱高下型低血糖
血糖値が上がったり下がったりして、血糖値やインスリンの変化にともない目まぐるしく症状が変わるタイプです。
イライラしていたかと思えば急に泣き出す、といった感情が不安定なのが特徴です。
うつ病や統合失調症と診断された患者のうち、90%以上の人が機能性低血糖にかかっていると言われています。
主食は白米、白砂糖を含む加工品を日常的に摂っている人は、イライラしたり疲れやすいなど何らかの症状が既に出ています。
先にも述べましたが、食べるものが原因なので、食事を変えて低血糖の急激な上昇を防ぐことが大切です。
GI値(炭水化物を含む食品を食べたときの血糖値の上がりやすさを表す数値)の低いものを食べましょう。
例えば未精製の食品。白米を玄米に、うどんをそばに置き換えましょう。パンを食べる場合は、全粒粉のものをお勧めします。
その他野菜や豆類、海藻も合わせて、日常の食事を玄米菜食にするのがベスト。
玄米を食べる習慣が身につくと、多くの人が精神が穏やかになったと感じます。
食べ物が体や精神に影響を与ることを体感すると、食事を見直すきっかけになるので、
日頃から白米や白砂糖を含むお菓子などをよく食べている人は、主食を玄米に変える、お菓子を果物に置き換えてみてください。
健康でいるためには、日常の食事を変えることが必要不可欠な要因となります。
山本 和佳
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