【一般無料】家庭で継承されるもの(健康基礎講座)

大人から子へ代々伝えられた知恵。
あまりに当たり前のことだったせいか、世の中が便利になるとともに忘れられていった・・・
しかし様々な弊害が出てから、我々はおかしいと氣づき始めました。

昔は母から子、または地域で子どもに知恵やを代々継承していました。
それはあまりに当たり前のことで、もしかすると当時の人達に継承という意識は無かったかもしれません。

その一つにお産があります。昔は母から娘へお産について色々と教えていたようです。
今は保健体育の授業で教えてもらうくらいという人が圧倒的に多いと思います。。
産むことの喜びなど大切なものを受け継げていないことは女性達にとって不幸なことではないでしょうか。

そして、お産は痛いだけのイメージがついてしまった。実際、病院で産んでみて、やはり痛くて大変だった、ということになる。
そして、友人同士でそういう会話がされるのだから、ますます女性の間にお産は苦して辛いものだという概念が浸透していきます。

現在の年配者の中には母からお産のことについて事細かく教えてもらった方も少数ながらいらっしゃるようです。
「生まれてくるタイミングは、潮の満ち干きや月の動きにも影響をうけるので、すぐに生まれないときは横になっていなさい。」
というようにお産は生まれてくる時を待つものだと聞いていたので、お産が近づいても不安に感じることもなく、
陣痛が来てもだいたいこんなものだろうと、安心してお産ができたといいます。

お産について、親からほとんど教えられていない女性がお産を怖がるのも無理はありません。

もっとも、病院でのお産は、医者に任せきりになっているため、伝承も何もありません。
医療処置に頼らず自分の力で産むことは、生命そのものの力強さ、偉大さを感じる大切な経験であり、
昔のような深い愛情で結ばれた母子関係を取り戻す大切な要素ではないでしょうか。

また、子どもをとりまく環境も昔とは違います。

例えば、子どもの遊びについても大きく様変わりしました。
昔なら、おばあちゃんが孫にお手玉やおはじきを教えながら一緒に遊んだものですが、
現在孫を持つ祖父母の世代は、子どもの頃にそのような遊びをしたのに次の世代に教えることがほとんど無くなったのではないでしょうか。

それに変わってゲームで遊ぶ時代になりました。確かに、お手玉よりもゲームの方が手に入れやすいでしょう。
しかし、ゲームを買い与える前に子どもに悪影響を与えないか、一度考え直しても遅くないと思います。

昔のおもちゃは、お手玉やおはじき、けん玉、めんこのように指先をたくさん使っていました。
また、かくれんぼや鬼ごっこのように外を駆け回り、友達と触れ合う遊びを通して、
子どもは基礎体力やコミュニケーション力などを身につけていました。

ゲームは大人が作り上げたしくみの中で遊ぶもので、子どもの想像力を自由に使う場を奪っているように感じます。
暴力的な内容のものも多く、ゲームには依存性があるため与えないに越したことはありません。

食事についても、ほとんどの子どもがまともなものを食べていないのではないでしょうか。
子どもの頃からジャンクフードを食べた世代が今、親になっています。子どもは生まれたとき、もっと言えばお母さんのお腹にいる時から
すでに化学物質と重金属漬けになっています。

おもちゃにしても、食にしても、与えないということも愛情だと思います。
いくら子どもが欲しがっても、心身に著しく弊害を及ぼすものは親の強い意志で遠ざけてあげなくてはなりません。

現在の日本のように、化学物質や重金属漬けの親が子どもを産み育てることは、大変恐ろしいと思っています。

物事の判断ができない、情緒不安定、心優しさに欠けるなど、何も子ども側の問題だけでなく、
子どもを育てる親の姿勢にも疑問を感じることが多いです。悪いことをしても叱らない、叱るというより感情的に怒っている、
子どもに関心があまり無い、母子間の距離があるなど。

もちろん真面目に子どもと向き合って育てている立派なお母さんもいらっしゃいますが、
私の子ども時代と比べてかなり少なくなったように感じています。

これも現代人が化学物質や重金属漬けに苦しんでいるからなのでしょう。
これらを体から適切に出す手段を持っているか、そうでないかで人生は大きく変わってしまいます。

是非、NAGAIproの酵素教室や勉強会で真の情報をキャッチしてください。

山本 和佳