【一般無料】生まれる前の記憶(健康基礎講座)

お母さんのお腹にいた頃の記憶。
赤ちゃんはすでに五感と感情があり、外の世界に耳をすましています。
母親とは一体なので、特に強く影響を受けます。
子ども達が話す記憶が教えてくれることとは・・・・

妊娠中の母親は、お腹の赤ちゃんと密にコミュニケーションを取っています。
また、お母さんの考えていることや感情は胎児に大きく影響すると言われています。

実際、母親が強い不安を感じていると、ホルモンが上手く分泌されず、難産になるケースがあります。
それとは逆に、お母さんがおだやかな氣持ちで妊娠期間を過ごしていると、お腹の赤ちゃんもリラックスして安産になりやすく、
その後の子育ても手がかかりにくい。愛情でつながっているからですね。

そのようなお母さんのお腹の中で過ごした時のことを、覚えている子どもがたくさんいることを知っていますか?

「暗かった」「明るかった」というように明るさを感じたり、
「まるくなっていた」「ふわふわ浮いていた」のように自分の体の状態を分かっていたり、
「さみしかった」「苦しかった」など感情も記憶しているのです。

このように生まれる前からすでに赤ちゃんは5感と感情を持っていることが分かります。

一般的には6歳までは約半数弱の子どもに胎内記憶がありますが、その後年齢を重ねるにつれ減少し、
成人では約1%と言われています。

お母さんのお腹の中がくさかったという子どももいます。何故くさかったのでしょうか?
彼らのお母さんたちは、妊娠中にタバコを吸っていたり、化学物質だらけの入浴剤やシャンプーを使っていたのです。

お腹の子にも、自分の体にも良くないと分かっていてもタバコを吸ってしまう。
しかし、赤ちゃんが苦しんでいることが分かれば、もし「止めて!」と言われたら誰もやらないと思います。
安易にタバコを吸ってしまう妊婦さんは、母親になる自覚が足りないのです。

また、「暗くてさみしかった。お母さんの声は聞こえたけど、お父さんの声は聞こえなかった。」と言うある子どもはの母親は、
妊娠中、引っ越したばかりで新しい環境に慣れず、不安な毎日を過ごしていました。
お父さんがお腹の赤ちゃんに話しかけることは無かったそうです。この子どもは、お腹の中にいたとき不安でさみしかったことも覚えています。

生まれてくるときに負った心の傷は、その後の慢性疾患や情緒不安定の引き金になることが分かっています。

乳児はよく泣くものだと思われていますが、心の傷が無ければ、一日に20分程度しか泣かないという説もあります。
ということは、ほとんどの子どもが何かしら心の傷を負って生まれたことになります。

スウェーデンのカロリンスカ研究所の調査によると、窒息を原因とする自殺者多くが出生時に酸素不足に陥っていたことが分かりました。
さらに麻薬依存者の出生時の状況を調べ、母親にアヘン剤、バルビツール剤、クロロホルムが投与されている確率が高いことも突き止めました。

また、アメリカの南カリフォルニア大学とコペンハーゲンの予防医学研究所の研究チームは、
出生時のトラブルと幼い頃に母親から拒絶された体験が重なると、18歳までに暴力犯罪を犯す確率が極めて高くなることを報告しています。

ただ、同研究チームは、生まれる時にトラブルがあったとしても、1歳までの間に深い愛情で育てられ、
親子の信頼関係がしっかり築けることができたなら、子どもは暴力的にならないと述べています。

出生時に赤ちゃんが心に傷を負った場合に大切なことは、親がそのことを十分認識し、
赤ちゃんにたっぷり愛情をかけてきめ細やかなケアに徹することです。

また、第2子以降の子どもを産むと、上の子どもが焼きもちをやくという話も聞きますが、生まれてくる前から
上の子と赤ちゃんがコミュニケーションが取れる環境を作ることで兄弟の仲が良くなることが明らかになっているのです。

例えば、「お腹の赤ちゃんがどうしているか、のぞいて見てくれる?」と、上の子に教えてもらいましょう。
もし、子どもが想像もつかないことを言っても「教えてくれてありがとう」とお礼を言うと、子どもはお母さんの役に立てたことに大喜びします。

上の子が胎児に話しかけていると、赤ちゃんが生まれた時にスムーズに受け入れることができます。
お兄ちゃん、お姉ちゃんになった自覚が芽生え、喜んでお世話をしたがる傾向が強いので、お母さんも子育てがしやすくなるのです。

もし幼い子どもがお腹の中にいたときの事を話し出したら、否定せずに聞いてあげてください。
もちろん無理に聞き出すことは禁物。あくまで子どもの意思に任せることが大切です。

胎内記憶は、母子の間でより深い愛情を交わすきっかけにもなるのではないでしょうか。
また、これから子どもを産む若い女性にとっては、お腹の子がすでに人格を持った一人の人間としてまだ見ぬ子どもにたっぷり愛情を注ぐようになり、
親になる自覚が一層深くなるでしょう。

そして、子ども達の生まれてくる時の記憶を聞くうちに、私達の生命に向き合う姿勢が問われているように思います。
それが人間のためだけでなく、自然やどうぶつにも向けられるようになることを心より願います。

山本 和佳


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