【一般無料】子どもの脳機能の発達について(健康基礎講座)

子どもをのびのびと遊ばせると、人間形成に大切な脳機能が発達します。
家に閉じこもってゲームばかりしていると、この機能は発達しないため、
大人になってから社会生活を送る上で支障が出る可能性があります。
どんな環境で遊ばせるのか?何を食べさせるのか?
この判断がお母さんにとって重大な役割で、子どもの未来を左右する!

子どもにとって12歳くらいまでの間はのびのびと遊ばせて育てるのが良いと言われています。

大人が干渉しなくても、子どもが集まればそこに社会ができ、お互いに関わることで様々な学びを得ていきます。

自分の考えと他の子が考えが違うと喧嘩になることもあるでしょうが、
その経験を通して自分がどうあるべきか折り合いをつけることを学びます。

また、前頭前野が活発に働くので、集中力がついて意欲もわいてきます。

前頭前野は論理的思考を司り、人間社会で生きていくために欠かせない心に関わる部分も担っています。
思考、創造、コミュニケーション、意思決定、行動の抑制、記憶のコントロールや意識の集中などの機能には
ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンが作用しています。

ちなみに前頭葉は、前頭前野と運動野を合わせた部分を指します。

ドーパミンは意欲を促す働きをします。
夢や目標を達成すること、人に認められたり感謝されると喜びを感じて「よし、頑張ろう!」と前向きになりますね。
この時にドーパミンが分泌され、さらに意欲が湧いてきます。

ドーパミンが心地良い興奮をもたらすのに対して、ノルアドレナリンは怒りや危険に対する興奮をもたらします。

ノルアドレナリンは、体の内外から受けるストレスやプレッシャーによって活性化します。
夢中で働いている時、車を運転する時、家事や勉強をする時などにノルアドレナリンが活発に働きます。
この時にノルアドレナリンは自律神経に働きかけて、血圧を上昇させ心拍数を早めて集中力を発揮します。

様々な情報を瞬時に分析して、これまでの体験と照合して最善の行動を選択する必要があります。
この働きをワーキングメモリーと言います。

前頭前野が成熟するのは20歳頃なので、脳がまだ成熟していない子どもは前頭前野が発達の途中段階にあります。

テレビゲームやアニメを子どもに見させていると、前頭前野が発達しません。
前頭前野が発達しないと消極的な性格になり、集中力散漫で、人の心を理解できない人間になってしまう可能性があります。

また、衝動的な行動にブレーキが効かなくなってしまうため、子どもの頃から前頭前野を発達させることが重要です。

都会に暮らす人にとっては現実的でないかもしれませんが、自然の中で遊ばせるのは前頭前野の発達に大変良いのです。
自然にあるもので創意工夫をして遊ぶことは、子どもの創造性や意欲を大いに刺激します。
そのような中で、時に自然の脅威を思い知らされることもありますし、景色を見て感動したり心が安らぐこともあるでしょう。

これらの経験を通して、前頭前野に必要な適度な緊張と緊張緩和が来るので、前頭前野が鍛えられていきます。

ドーパミンとノルアドレナリンの分泌は私達が生きていくために必要ですが、少なくても多すぎても良くありません。
これらが暴走しないようにバランスをとっているのがセロトニンです。

落ち込んだりイライラした時、誰かと話したり触れ合うことで氣持ちが落ち着いた経験は、多くの方がされていると思います。

ノルアドレナリンの分泌が過剰だと、不安や恐怖を強く感じたり、ヒステリーやパニックを起こしますが、
人に接することでセロトニンが分泌され、バランスをとることができるのです。

また、前頭前野には氣持ちを切り替える働きもあり、セロトニンが関わっています。
私達は、社会生活の中で起きる様々な出来事に対して喜んだり、悲しんだり、怒ったりします。

しかし、氣持ちが揺れてばかりでは日々の生活に支障が出るため、折り合いをつけて軌道修正しなければなりません。
この時に前頭前野が活発に働いて、セロトニンがその働きを促します。

その他にもセロトニンは抗重力筋に働きかけるため、背筋が伸びて顔がすっきりして若々しい印象になります。

セロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸とビタミン6を材料にして、炭水化物の助けによって作られます。

納豆や豆乳など大豆製品にはトリプトファンとビタミン6の両方が含まれているので、毎日の食事に摂り入れましょう。
また、玄米にはビタミン6が含まれています。玄米と大豆製品を食べれば、セロトニンを作る条件が整います。

ちなみに肉を食べると、トリプトファンが血液から脳へ運ばれるのを阻害してしまうため、前頭葉の機能が低下します。
そのため人間らしさが失われ、想像力が乏しくなってしまいます。

私達の体には、化学物質や重金属が毎日入ってきます。
それらを速やかに体の外に出すことと、食事などから営養をしっかり摂ることが重要です。
どちらか片方ではダメで、必ず「出す」と「入れる」の両方を行ってください。

山本 和佳


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