【一般無料】活性酸素と闘う私達の体(健康基礎講座)

毎日体の中で発生する活性酸素。
悪いことばかりではないけれど、増えすぎると体をサビつかせてしまう。
私達は、30年前の○○倍もの活性酸素に囲まれている!?
過剰な活性酸素を消すには抗酸化物質が必要。

活性酸素は私達のとても身近なところにに存在していて、それが体に悪いということは一般的にも知られています。
しかし、「そもそも活性酸素って何?」「どうして体に悪いの?」「普通の酸素とは何が違うの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

通常、酸素は酸素原子(O)が2個結びついた酸素分子(O2)の状態で存在し、互いの電子を共有して安定しています。
ところが、何らかの原因によって酸素分子から電子が不足して不安定な状態になると、早く安定しようと電子を探して暴れまわります。
これが活性酸素です。

活性酸素の「活性」は、このように暴れる性質を表しています。
そして連鎖的に電子の奪い合いが続き、体の中でどんどん酸化が進んでいきます。
ちなみに電子を失う反応が「酸化」、電子を補給して安定する反応が「還元」と呼ばれています。

活性酸素を作り出す要因は、紫外線、放射線、大氣汚染、食品添加物、農薬、化学肥料、喫煙、医薬品、激しい運動、ストレスなどがあります。
30年前のおよそ1000倍もの活性酸素が発生していると言われています。

また、呼吸をするときに空氣中の酸素を取り込んでいますが、そのうち2%は活性酸素に変化するので、
私達が生きている限り活性酸素は発生し続けます。

活性酸素は大きく分けて、スーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素があります。
病氣の9割がこれらの活性酸素が原因で起きていると言われています。

活性酸素は酸化力が非常に強く、血管、細胞など体の至るところに広がって、鉄がさびるように体を蝕んでいきます。
脂質と結合すると有害な過酸化脂質となります。

例えば細胞膜は不飽和脂肪酸という脂質で覆われているので、活性酸素と反応して過酸化脂質に変化して細胞が破壊されると、
DNAを損傷し、突然変異の遺伝子を作り出し、それがガン細胞となるのです。また、血管にこびりついて動脈硬化を引き起こします。
アルツハイマーの人の脳にも過酸化脂質が多く存在することがわかっています。

シミやシワなどの老化も、活性酸素によって組織細胞の酸化によるものです。
花粉症やアトピーなどのアレルギー症状、リウマチ・関節炎などの炎症、ホルモンバランスの崩れから生理不順、
心臓病、脳卒中、糖尿病、胃潰瘍、高血圧、痛風、パーキンソン病、肺炎、白内障、神経疾患など、
あらゆる病氣が活性酸素に絡んでいます。

1996年にカリフォルニア大学の名誉教授マイロン・ポリコープ博士が発表した論文に次の言葉があります。
「ヒトの細胞は活性酸素との闘いで、1個の細胞あたり毎日100万件のDNA修復活動がなされており、
活性酸素との闘いは自然放射線の1000万倍のレベルでなされている」

私達は常に活性酸素に晒されていますが、それを消すために体は一生懸命に働いています。

しかし、活性酸素は悪いことばかりではありません。
その毒性でウイルスや細菌など体内に入った異物を殺す働きをします。
ただ、増えすぎると活性酸素は自分の体を攻撃します。現代人は慢性的に活性酸素が多い状態だと言えるでしょう。

活性酸素の毒性の強さを知ると怖くなるかもしれませんが、私たちの体にはそれを防御するしくみも備わっています。
年齢を重ねても若々しく美しい人達は、活性酸素をを消す働きが上手く働いているのです。

酸素を必要とする生き物には、体内に活性酸素と闘う抗酸化物質を持っています。
抗酸化物質はスカベンジャー(掃除人と)も呼ばれ、活性酸素を無害化してくれます。

この抗酸化物質が、酵素やビタミンミネラルなどの営養素です。
体の中では様々な抗酸化物質が助け合って働いていますので、何種類もの食材から営養を摂るのが効果的です。

酵素の入っていない食べ物には還元力がありません。
ですから、加工食品や加熱食品ばかり食べて生の食材が不足すると、体はサビつき、老化が始まります。

火を使って調理することを覚えた人間は、意識しないと酵素が不足しがちになってしまいます。
加齢とともに抗酸化力は衰え、40歳以降は潜在酵素もどんどん減っていきます。
加熱した料理は美味しいですが、ほどほどに。新鮮な食材から営養を摂ることを心がけましょう。

山本 和佳


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