私達の体の中にはエネルギー工場があります。
取り入れた営養は、どうやってエネルギーに変わるの?
○○○○○が24時間365日働き続けているおかげで、私達は生きています。
エネルギー工場の稼働効率を上げるには?
私達の体は生命を維持するために、起きている時も眠っている時も常にエネルギーを作り続け、
歩く、話す、考える、内臓の働きなど全ての活動を支えています。
そのエネルギーの素がATP(アデノシン三リン酸)で、人間だけでなくほとんどの生物の体内で作られています。
ATPは、様々な用途に利用できる共通エネルギーで、私達はこのATPによって生命活動を維持しています。
ATPの産生システムは、解糖系とミトコンドリアの2種類から成っています。
解糖系システムは酸素を必要とせず、すぐにATPを作り出せるのが利点ですが、
一度に作られる量がブドウ糖1分子からATP2分子と少ないのが弱点。
ミトコンドリアでATPを産生する時に大量の酸素を必要とし、大人は毎日約500Lもの酸素を利用しています。
ブドウ糖1分子からATP38分子を作り出すので、解糖系と比べるとはるかに効率が良いですね。
呼吸によって取り入れた酸素を燃やした残りカスは、炭酸ガスと水になって体外に排出されます。
そして、使用された酸素の2%が活性酸素になります。
ATPは、毎日の食事から摂取する営養素、呼吸で取り込んだ酸素を元にして作られています。
ATPは必要に応じて即時エネルギーとして取り出すことができますが、貯蔵することはできません。
個人差がありますが、1日に50~100kgものATPを作り出しては消費することを繰り返しています。
しかし、ミトコンドリアが不調になるとATPの産生が低下し、体内に活性酸素が増えるため、様々な病氣を引き起こします。
農薬や添加物等の化学物質、喫煙、食べ過ぎ、運動不足、過度なストレスなどによってミトコンドリアの働きは低下してしまうため、
ほとんどの現代人はミトコンドリアの働きが弱っています。
ミトコンドリアの働きが不調になると、活性酸素が大量に発生するので酸化が進み、老化が早まります。
代謝も衰えるので、体内に老廃物が溜まり、免疫力が低下します。そのため風邪をひきやすくなり、肥満傾向になります。
長期間続くと、がん、循環器系疾患、脳神経系の疾患、糖尿病、アトピーなどを招くことになります。
ミトコンドリアは、脳と全身をつなぐ神経細胞に最も多く存在しています。
考えたり、体を動かしたり、食べるとき、何をするときにも脳は働いています。活動量が非常に多い脳はATPを多く必要とします。
しかし、加齢とともに活動量が減ると、脳が刺激を感じなくなってしまいます。脳の活動量が減ると、血流が弱くなりミトコンドリアの数も減少します。
認知症患者の脳にはミトコンドリアが少なく、ATPが不足しています。
認知症を予防するためには運動をしたり、考えたり、脳に適度な刺激を与えると血流量が増え、ミトコンドリアの数もどんどん増えていきます。
病氣の予防はもちろん、毎日元氣ですご過ごすためにもミトコンドリアを活性させたいですね。
そのためには、まず体温を36.5度以上に保つことが重要です。
低体温はミトコンドリアが弱り、ATP産生の効率が低下して、活性酸素が大量に発生してしまいます。
また、適度な空腹を感じる程度の少食を心がけましょう。空腹を感じると、体はもっとエネルギーを作ろうと、ミトコンドリアを増やします。
ミトコンドリアが増えれば糖や脂肪を燃焼しやすくなるため、少食を習慣にすると体に負担をかけずに太りにくい体を作ることができます。
私達は、ミトコンドリアを自分の目で見ることはできませんが、重要な役割を果たしている彼らを大切にしなければ生きることができません。
目に見えないけれど確かに存在するものを受け入れることは、とても大事なことですね。
それができなければ、病氣を予防して健康な体を維持することもできません。
日々の生活の中で、ときどきミトコンドリアのことを思い出してみてください。
「ミトコンドリアが喜ぶ生活をしよう」「今日もありがとう」と意識すると、それに答えて一生懸命に働いてくれますよ。
山本 和佳
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