地球のルールを守ろう(どうぶつ園編)

今回から始まりました、子ども達へのメッセージ。
正しいどうぶつ観と自然観を、幼いうちに身につけておきたい。
どうぶつの痛みが分かる大人が社会に増えて欲しい・・・

こんにちは。

わたしたちには、地球のメンバーとして守らなくてはいけないルールがあります。

でも、最近はルールを守れない人間が増えてしまい、地球は大めいわく しています。

今のうちに、正しいルールを身につけておきましょう。
学校では教えてくれないので、ここでお話ししますね。

今回は、どうぶつ園について・・・

どうぶつ園にはキリン、シマウマ、ぞう、ライオン、カンガルー、サイ、パンダなど、色んなどうぶつがいますね。

みんなは、どうぶつをいっぱい見られて楽しかったと言うけど、どうぶつはどう思っているだろう?

1日中、せまいおりに閉じ込められて、ウロウロ歩いたり横になったり。
目の前を人間達がジロジロ見ながら通り過ぎていく。

「えさをもらえて いいな」って? とんでもない!

どうぶつ達をよーく見てごらん。とっても悲しい目をしている。
サバンナでお母さんに遊んでもらっていた時を思い出しているのかな。

目をつぶって、よーく耳をすましてごらん。どうぶつ達の さけび声が聞こえてくる。
「お母さんのところに帰りたい」って、ありったけの力をふりしぼって、何度も何度も呼んでいる。

そして力がぬけて、ふっと下を向く。
もうお母さんに会えないこと、わかっているんだ・・・

キリンやシマウマは、サバンナを かけ回っているのが うれしいんだ。
ライオンに追いかけられて、かみ殺されてもだよ。

ぞうは、ゆうゆうと歩いていく。とっても優しくて、仲良しの鳥達をよく背中に乗っけている。
川や池で水浴びをするのが大好き。

思いっきり飛んだり跳ねたり、仲間と遊べる喜び!
あるべき場所で命がキラキラと輝いている。

でも、おりの中にいるのは地獄。
もう自由になれないんだと思うと、体がどんどん重くなって、心だって苦しい。

どうぶつ園では、ぞうや くまが左右に首をふっているけど、あれは楽しいからじゃないんだよ。
苦しくて苦しくて、もうそうするしかない。体も心も悲鳴をあげている。

みんなはお父さんとお母さんに かわいがられて、おいしいご飯を食べている。
仲の良い友達に会ったり、休日は遊びに出かけることもあるよね。

でも彼らは、もう2度とできないんだ。どんなに望んでも、泣きさけんでも無理。
こんなひどいことをされたら、みんなだって いやだよね。

知っているかな? どうぶつを傷つけると、みんなの心も傷ついているんだよ。
あなた達の心の奥に「つらい、苦しい」が、どんどん たまっていく。

どうぶつ達と人間はもともと仲間だから、喜びも苦しみも共に味わうようにできている。

どうぶつも人間も苦しい、苦しい、の繰り返しになってしまう。

日本では、今から130年以上前にどうぶつ園ができました。
つかまえられた どうぶつが連れてこられて、不自由などうぶつが、どんどん増えてしまいました。

もし、どうぶつ園に行くときは、どうぶつをよーく見て「どんなに苦しくてつらいだろう」って、想像してみて。
「わたしも 同じことをされたら どう感じるかな?」って。

言葉を話せないどうぶつの声は、耳だけでは聞こえないので、どうか心で聞いてください。

どうぶつ園は楽しいところじゃないんだって、氣がつくから。

みんなには、大人になったら なりたい夢があると思います。

学校の先生、電車の運転手さん、お花屋さん、優しいお母さん・・・
どれになるにも、どうぶつを大切に思う心を忘れないでいてください。

そうすれば、すてきな大人になって、まわりの みんなを幸せにできると思います。

どうか、どうぶつを大切に思う大人になってください。

山本 和佳


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