【一般無料】絵本の世界(健康基礎講座)

人生に迷ったとき、自分の中に戻れる場所を持っていると、救われます。
子どものうちに、様々な言葉、色、立場に触れると、想像力がグンと広がります。

想像力の欠如が招く、様々な不幸。
平氣でどうぶつを傷つけて肉を食べる、環境破壊、あらゆる病氣、ストレス・・・。

人生で迷うことがあったとしても、一度戻る場所を自分の中に持っていると、助けられます。

幼児期に経験したことは、その後の人生に大きな影響を与えます。
過去を振り返ってみると、幼い頃に感じたことが今の自分につながっていると思う方もいらっしゃることでしょう。

読む側の想像力を広げ、新しい世界へ連れて行ってくれる、絵本の魅力。

子どもの頃に絵本の世界にたくさん触れると、想像力が豊かになります。

様々な国、時代、立場で、作品を通して親しむことができます。
国も時代も立場も超えて、物語の世界に浸ると、世界が広がっていきます。

例えば、「かさこじぞう」。
昔の日本人の暮らしぶりや、繊細な心を持っていたことが伺えます。

今の時代の価値観だけでは、子どもはどんどん不自由になってしまいますから。

また、人間以外の視点から描かれた絵本もあります。

例えば、「泣いたあかおに」は、鬼という立場から人間を見ています。
読み手も鬼と同じ立場になってみる。子どもにとっては新鮮な経験のはずです。

または、主人公以外の登場人物に引き込まれ、なりきってみたり・・・

絵本を楽しみながら、どんどん想像力を膨らませます。

さて、今回は面白い着眼点で描かれた絵本を紹介します。

画像「あおくんときいろちゃん」

「あおくん と きいろちゃん」
 絵:レオ・レオーニ
 文:藤田圭雄/訳
 出版社:至光社

ご参考【至光社ホームページ】

http://www.ehon-artbook.com/company/seconduse.html

わたしも幼い頃に読んだ絵本です。
大人になった今、読み返してみて、改めて「この絵本と出会えて良かった!」と思いました。

一見するとシンプルな絵で、大人の目には留まりにくいかもしれません。

でも、この絵本は、子どもの感性を育む素晴らしさに満ちています!

どのページも、丸のような色の固まりが描かれていて、それが登場人物となり、進んでいく物語。

子どもは、「えっ? 目も鼻も口もついていないけど?」なんて思ったりしないんですね。
感性が瑞々しいので、色の固まりを生き物として捉え、想像を膨らませていきます。

作者はアメリカの芸術家で、お孫さんに「お話をして欲しい」と、せがまれた時に生まれました。

作者は、お孫さんとわくわくしながら、お話を進めていきました。
だから、この絵本は子どもへの愛情にあふれていて、何十年も親しまれているのですね。

絵本によって使う言葉も違えば、絵のテイストも違うので、作品や作者によって描かれた、たくさんの世界を見ることができます。

絵本の楽しみは、何もストーリーを追うだけではありません。
絵や言葉、読んでくれるお母さんの声、色彩も、子どもは全身で感じて吸収しているのです。

もちろん、絵本を読まないとダメ、という訳ではありません。
ただ、今は日常的に自然の中でのびのびと遊び回ることが難しい時代・・・

絵本の中での疑似体験が、子どもの心の成長の助けになることは確かです。

また、普段からテレビやDVDにお守りをさせるのは、考えもの。
映像をただ見ているだけでは受動的で、子どもの自由な想像力を奪ってしまいます。

親子の大切なコミュニケーションにもなる、絵本の読み聞かせ。

子どもが絵本を嬉しそうに持ってきたら、是非読んであげてください。
お互いにかけがえの無い時間。一緒に絵本の世界を旅しましょう。

山本 和佳


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