前回までの記事で、電磁波は人体に何らかの影響を及ぼしていることの事実をご紹介してきました。
電磁波は、目には見えないけれど、電磁波を浴びすぎることで生命活動に支障をもたらす存在のようです。
そして、年々被害者は増大し、ついに病名までつけられるようになります。
『電磁波過敏症』。
今、この症状に苦しむ人が増えてきています。
〇電磁波過敏症とは?
電磁波過敏症は1980年頃から世界的に急増している現代病で、アメリカの医学者ウィリアム・レイ博士によって命名されました。
電磁波過敏症は、家電製品や携帯電話などから出る電磁波に反応してしまう病です。
はじめは、ちょっとした頭痛や、目の乾き、鼻水、疲れなど、日常生活を過ごしていれば誰にでも起こりそうな軽い症状として表れることが多いようです。
そのため、まさか自分が電磁波過敏症だとは長い間気付かない人も多く、電磁波を浴び続けるいつも通りの生活を送ってしまいます。
初期症状で何も対策しないでいると、徐々に電磁波による被曝症状が表面化し、今までの軽い症状ではなく、少し重い症状に移っていきます。
そして、一度電磁波に対し過敏になると、他の人が感じないほどの微弱な電磁波でも過敏に反応するようになってしまうのです。
電磁波過敏症の主な症状は…
目…見にくい、目が痛い、目がうずく、視力障害(白内障・緑内障・網膜剥離)
鼻…鼻づまり、鼻水
口…口内炎、メタリックな味がする
耳…難聴
顔…顔の痛み、顔がほてる、むくむ、水泡、ヒリヒリする
頭…頭痛、記憶喪失、脳溢血、血流障害
関節…歯や顎、歯や顎の痛み、関節痛、肩こり、腕や関節の痛み
皮膚…乾燥する、赤くなる、できもの、刺すような痛み、皮膚の感覚がなくなる
粘膜系…粘膜の乾燥、異常な渇き、粘膜の膨張
気管…呼吸困難、動悸、圧迫感
身体症状…異常な疲れ、集中力の欠如、めまい、気を失いそうな感覚、吐き気、腕や足のしびれ、まひ、不整脈、発汗、平衡感覚障害
精神症状…イライラ、うつ症状
そして、異常細胞の増殖といった、ガンや白血病…
始めはまさか電磁波が原因だとは初めから勉強されている方でない限り気付かないと思います。なぜ、電磁波が原因かと気付くかというと…
携帯を使用したときにだけ、そういえば頭痛がする…
パソコンを長時間使用していると目に不快感があり、体がだるくなって集中力がなくなる…
電化製品の近くによると吐き気がする…
といった具合に、そういえば電気製品の近くに行くと不快な症状が現れているような気がする…ということにだんだんと気付いていくことが多いようです。
ですが、症状が現れてから気付くのでは手遅れになる可能性もあります。
症状が悪化してしまうと、送電線の近く、電車の中、家電製品、パソコン、携帯電話、病院でも反応し近づくことができない等の障害が現れます。
電磁波に対し、体がアレルギー反応を示してしまうようになると、もう電気のある場所ではとても暮らしていけなくなってしまいます。
電磁波の飛びかう都会では暮らせない体質になってしまい、電磁波の極力少ない山奥などに移住する方も何人もいらっしゃいます。
電磁波過敏症は、現代の電気社会が作り出した新たな病です。
この病を防ぐためにはどうしたらいいのか、世界の電磁波過敏症患者の対応も参考にしながら、次回にお話したいと思います。
川野 ゆき