・赤ん坊の目が見ているものは・・・
・営養が足りていても、物に不自由しなくても満たされない理由。
・成長に合わせて親子の○○○が変わっていく。
果てしなく続いていく命のリレー。
命を受け継いで後の世代に残していく事を担っています。
今回は、先人が残した子育てに関する名言をご紹介いたします。
◇「赤ん坊は母親の目を見ているのではなく、自分を見ている母親の目を見ている」
ドナルド・ウィニコット(小児科医)
抱き抱えた赤ちゃんの顔を見つめる母。
赤ちゃんは、お母さんの目を見つめるとき、心を通わせようとしています。
スマホばかり見ていないで、赤ちゃんとじっくり愛情を通わせてください。
目の前にこそ最高の喜びがあります。
◇「可愛がられ、抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じ取ることを覚える」
ドロシー・ロー・ノルト(教育学者)
赤ちゃんのスキンシップに関して、フリードリヒ2世が行った有名な実験があります。
実験対象の赤ちゃん50人に対して、隔離した部屋でミルクを与え、お風呂も入れさせ、排泄の処理をするなど面倒を見ましたが、
目を見ること、笑いかけること、語りかけること、触れ合うことは禁止しました。
その実験の結果、赤ちゃん全員が1歳の誕生日が来る前に死んでしまいました。
いくら物質的に満たされても、スキンシップや愛情を一切受けられないと生きていくことはできません。
この時期に愛情を十分にもらえないと、健康や情緒面などに悪影響を与え、辛い人生を送ることになってしまいます。
◇「子どもを不幸にする一番確実な方法は、いつでも何でも手に入れられるようにしてやることである。」
ジャン・ジャック・ルソー(哲学者)
おもちゃをおねだりしても買ってもらえないと、子どもは泣いたり悲しそうな顔をします。
でも、それは不幸なことでしょうか?
欲しいものが手に入らないなら、他に楽しい遊びがないか工夫する、
子どもに我慢する事や創意工夫の力を育む、
努力なしに何でも手に入れられない事を経験的に学ぶ。成長していく中で大事な経験です。
また、欲しいものを手に入れるために努力したり、やっと手に入れたときの喜びを
裕福な家庭に生まれ、何不自由なく育ち、欲しいものは何でも買ってもらえる。
そんなふうに育てられて、人間らしさを失ってしまった大人を見たことがあります。
想像力がないので、相手の氣持ちを推し量ることができない。
感情をコントロールできずに自分勝手な振舞いを繰り返す。
子どもと向き合うことを怠った親の責任です。
ただ、愛情はいくら与えても与えすぎることはありません。惜しみなく与えましょう。
◇「乳児は肌を離すな
幼児は肌を離せ 手を離すな
少年は手を離せ 目を離すな
青年は目を離せ 心を離すな」
年齢に応じて適した子どもとの接し方があります。
生まれたばかりの赤ちゃんを引き離してはいけません。
お母さんは赤ちゃんと密着することで、深い愛情が湧き上がります。
赤ちゃんは愛情を一心に受け止め、母子の愛情を深める大切なときです。
子どもが歩き始めると、肌が密着する時間が減ります。
でも、まだこの世界は分からないことばかり。だからしっかりと手をつなぎます。
やがて、子ども達だけで遊ぶ時間が増えると行動範囲が広がるので、
危険を予測したり、人様にご迷惑をかけないか目を届かせる距離感へ変わっていきます。
青年はさらに行動範囲が広がり、親の目の届かないところで新しい経験をします。
楽しいこと、悲しいこと、辛いこと、興味惹かれること・・・
親はそれを見ることはありません。しかし、心はつながっている。
我が子の成長を心でそっと感じ取っているのです。
そして何か困ったことがあれば、人生の先輩として助言をする。
子どもの成長とともに適切な距離を持つことで、信頼関係が深まります。
今回はいくつか名言のご紹介でした。
子どもを産むことに不安を抱える人が多いのは、西洋医学によるお産が広まった事が大きいでしょう。
そのせいで、お産に対する概念が歪んでしまった。とても勿体無いことです。
限られた時間の中で、命とじっくり向き合って欲しいと思います。
子育ての中では大変なこともあるけど、最高の喜びがもたらされます。
SNSやゲームなどに楽しみを求めても無駄。虚しくなるだけですから。
自然の摂理に合わせていく中にこそ、本当の幸せや喜びがあるはずです。
山本 和佳
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