【一般無料】味覚を正す(健康基礎講座)

・子どもは○○が苦手。大好物は・・・。

・味覚障害が増えている!? 原因の一つは○○不足。

・取り返しがつかなくなる前に行動を。未来へ向けて今、意味ある行動が大切です。

今回のテーマは、ものを食べて美味しい、まずいと感じ取っている味覚です。

  
私達は味覚を使って、食べるべきもの又は食べてはいけないものを判断しています。

しかし、このセンサーが狂うと、健康維持は極めて難しくなってきます。

子どものうちに正しい味覚をつけさせる事が大切ですから、お母さんはよく配慮してあげてください。

子どもの味覚は鋭敏です。大人よりも本能に近いのでしょう。

この年齢のときに食べるものによって、味覚が育つのか、狂うのか分かれてきます。

子どもは甘味が大好きです。とはいっても、お菓子のことではありません。
おやつにいも類を与えると、喜んで食べます。

素材の味をいかに美味しいと感じられる味覚を形成するかが、勝負になってきます。

また、子どものうちは苦味を嫌う傾向があります。
例えば、ピーマンやみょうがはあまり食べたがりませんよね。

これは、子どもの味覚は、苦味を敏感に感じるためなのです。

自然界のどうぶつは、熟していない青い実を食べません。

一方、実には若干ですが毒物が含まれています。
これは植物が外敵から実を守り、子孫を残すために必要な防御策なんですね。

お子さんが苦味のある野菜を食べたがらないなら、そんなに無理して食べさせる必要はありません。
だいたいは大人になるにつれ、ピーマンを食べられるようになりますから。

大人が美味しそうに食べているのを、子どもは苦手ながらもちゃんと見ています。
そして、自分も大人になって自然と食べられるようになるケースが多いのです。

子どもが情緒豊かに、たくましく育つために何を食べさせたら良いのか、
各家庭のお手本となるような施設があります。

和歌山県の太陽保育園では、子どもが心身共に健康に成長していくことを理念として掲げています。

もちろん、その理念は給食においても一貫しています。

まず、主食は玄米。完全営養食品と言われるほど、栄養が豊富に、バランス良く含まれています。
白米よりも噛みごたえがあるため、咀嚼力が高まり、心身が安定し、賢い子へと成長していきます。

そして、肉の代わりにグルテンミートを使っています。
園児の中には、家で肉を食べている、または食べている家族を見ている子もいるでしょうから、
よく配慮されていると思います。

さらに、園児達は毎日イリコを食べています。
魚が苦手な子も、毎日食べれば、だいたい習慣になっていくでしょう。
何より、魚の旨味や苦味は、玄米と相性が抜群です! 実によくできています。

実は私も、主食を白米から玄米に変えて、魚が大好きになりました。

太陽保育園のある日の給食の献立です。

『わかめ玄米、グルテンミートフライ、キャベツ、かぼちゃ煮、いりこ、味噌汁、お茶』

お母さんにとっても、安心して我が子を通わせることができますね。

一方で、大多数の人は、添加物や加工品を日常的に口にしています。

食品添加物や医薬品を過剰摂取すると、亜鉛が不足して味覚障害につながる恐れがありますので、極力控えてください。

症状としては、味覚の感度が低下、または消失、何を食べても味がしない、
口の中に何も無いのに、塩味や苦味を感じること等が挙げられます。

そして、喫煙も味覚を低下させます。タバコを吸っている人は実感されていることでしょう。
タバコを止めた人は、誰もが味覚が鋭くなった(正常に近づいた)と感じています。

患者数は年々増えており、1994年に14万人、2003年に24万人にまで増え、ここ数年は40万人くらいと言われています。

味覚障害の60~70%は亜鉛不足が原因と言われています。
亜鉛が豊富なカキ、ごま、海藻、大豆、ブロッコリーを食べましょう。

味覚は、食べ物を判別する時に重要な役割を果たします。

ですから、どうか子どものうちに正しい味覚を身につけてほしいと思います。

加工品の味に慣れてしまうと、素材の味の良さが分からなくなってしまいます。

しかし、大人になってからでも、ご自身の意思一つで味覚を正していくことはできます。

そのために大事なことは、食品添加物などを極力避けることですが、いきなりは難しいかと思います。

まずは、肉食を止めて、主食を白米から玄米に変えること。

玄米にはビタミン、ミネラル、食物繊維、脂質、糖質などがバランスよく含まれています。
味噌や梅などの発酵食品や魚と食べると、お互いの美味しさがより引き立ちます。

玄米を主食にすると、食事全体が質素になりますが、不思議と満足感は増すのです。
それと、玄米には脂質が含まれますので、脂っこいおかずをあまり好まなくなり、ダイエットにつながる嬉しい効果も!

主食を正すことで、食事全体が整い、また健康へ一歩近づくのです。

食事の量をコントロールすることも大切ですが、美味しいかどうかを判断できる味覚を持つことも大切です。

それは、自然が教えてくれます。化学の力では無理なのです。

誤った味覚を可能な限り正常に戻し、次の世代につなげていきましょう。

山本 和佳


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