【一般無料】身近に潜む無駄を省く(健康基礎講座)

・生活に身近だけど無駄な物
・○○を破壊し、生命を傷つける・・・
・街全体で取り組む「使わない」運動

森林破壊や洪水、水質汚染、土壌汚染・・・
世界中で、様々な環境破壊が進んでいます。

遠くの国で起きている事、日本には関係ない・・・と思っていませんか?

これらの原因を作ったのは、全て人間。
工業化が進んだ先進国が環境破壊に深く関わっています。

今回は、環境破壊に関係している身近な割り箸とストローについてお話し致します。

まず、割り箸は日本で年間200億膳も使われ、その約9割は中国で生産されています。

もともと割り箸は、間伐材を使用していましたが、
中国では割り箸にするために森林伐採されていて、植林はほとんど行われていません。

しかも、森林の全部または一部を一斉に伐採する方式をとっており、
大量消費や効率化を優先させた結果、森林の機能を失ってしまいます。

森林の役割は、洪水を防いで渇水を緩和する、水を浄化する、土砂の流出を防ぐ、
生命を育む等、あらゆる生命にとって必要な存在です。

これらの機能が失われると、森林の生態系が崩れ、森林に棲む生き物が行き場を失ってしまいます。
また、洪水や土砂崩れが起き、周辺の住民にも被害が及びます。

消費者がこの現状を真摯に受け止めて、行動を変えなくてはなりません。
マイ箸を持ち歩けば、割り箸の消費量はグンと減らせます。

そして、ストローの問題。

2016年に開催された「世界経済フォーラム」では、毎年800万トン以上の
プラスチックゴミが海に流出していると報告されました。

2050年までに、海に流されたプラスチックゴミの総重量は、
全ての魚の重量を上回るとされています。

ストローは、その形状から海洋生物の窒息死や魚の誤飲に繋がりやすいのです。

また、海鳥がくちばしで海面をさらって魚を捕る時に
浮いているプラスチックを誤って飲み込んでしまうのです。

また、胃の中からプラスチックが見つかった海鳥は、
1960年は5%、1980年には80%にまで急増しました。

71%の鳥、30%のウミガメの体からプラスチック製ストローが発見されています。

人間にとっては便利かもしれませんが、彼らにとっては命を脅かす凶器です。

現在、アメリカのシアトルでは、「ストローレス・イン・シアトル」というプラスチックのストローを
使わないキャンペーンが行われていています。

マリナーズの本拠地セーフコ・フィールドは、プラスチック製ストローの使用を中止しました。
他にもレストランや企業、イベント会場も賛同し、9月だけで200万本のストローを節約しました。

シアトルでは、2018年7月1日にレストランでのプラスチックのストロー、スプーン、フォーク、ナイフの使用が禁止になります。

そして、このキャンペーンは、さらに全米19都市で展開することが予定されています。

海外では、こうした取り組みが次々と実現しています。

2016年秋、カリフォルニア州は、全米の週で初めてビニール袋を禁止すると決定しました。

フランスでは、2020年からプラスチック製の食器類までもが禁止。

他にもケニア、中国、バングラデシュ、ルワンダ、マケドニアがビニールを禁止しています。

ストローほど無駄なプラスチック製品はありません。
生命が傷つくことを思えば、使わなければ済む事です。

現代人の日常には、何氣なく使っているけど無駄な物が沢山あります。

便利な物に囲まれている日本人だからこそ、無駄な物は使わない心がけ。
日常使っている物が環境に負担をかけているのか、一層配慮する必要があります。

山本 和佳


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