・ 旬の食材を摂ると体に良い理由。
・ 季節ごとに採れる野菜の特徴とは?
・ 旬の食材と○○な食材の組合せで、和食は美味しい!
このところ、寒い日が続いていますね。
今年は各地で次々と降雪記録が更新されています。
寒い冬には、体が温まる鍋や煮物などが食べたくなりますね。
気温等の影響を受けながら、頭ではなく体が欲するものを食べる事は、自然の摂理に叶っています。
日本には四季があり、季節ごとに旬の食材が出回ります。
旬の食材は営養価が高く、その時期に起こりやすい体調不良を整える働きもします。
また、安価なので購入しやすいところも有難いですね。
冬が旬のほうれん草の場合、寒い中じっくりと太陽光線を浴びて光合成を行いながら、じわじわと営養を蓄えています。
旬に採れたほうれん草と季節外れのものを比べると、営養価が2倍以上も違うそうです。
また、香りや旨みが豊富で味が濃く感じられます。
旬の食材は、塩をかけるだけで美味しく食べられるものが多いですね。
では、それぞれの季節に採れる食材の特徴と、代表的な食材の営養についてご紹介していきます。
春は芽吹く季節です。
冬の間に脂肪を蓄え細胞も沈静化している体を目覚めさせるかのように、
春に採れる山菜が持っている苦味成分アルカノイドが新陳代謝を活発にします。
苦味成分は胃腸の働きを促進し、ストレス改善の効果もあります。
2月はふきのとう・菜の花、3月はうど・ふき・タラの芽、4月はわらび・ぜんまいが旬を迎えます。
4~5月に旬を迎える筍は食物繊維が豊富で、便秘の予防や腸内の有害物質を排出する効果があります。
夏は暑さによる体力消耗や食欲不振、熱中症になりやすい時期です。
夏バテを防ぐためにも旬の野菜を積極的に食べましょう。
夏野菜は体の熱を冷まし、むくみを取り、暑さで弱った胃を刺激し、消化を助けたり、利尿を促す働きがあります。
たくさん汗をかくので、トマトやなす、きゅうり等のぶらさがってなる水分の多い野菜を摂りましょう。
生で食べられるものが多いので、営養を簡単に摂れるのが夏野菜の長所とも言えます。
水分代謝を促進するカリウムを豊富に含んだ食材も摂って、体のサイクルを高めてください。
秋になると、朝晩冷え込んで空気も乾燥しやすいので、呼吸器系に負担がかかります。
普段から免疫力が低い人は、この時期になるとすぐに風邪をひいてしまうので、営養を摂って体調を整えましょう。
にんじんに含まれるカロテンは皮膚や粘膜を強くし、細菌やウイルスの侵入を防ぐ効果があります。
れんこんに含まれるビタミンCは、100gで1日の必要量が摂れるほど豊富で、
疲労回復や風邪予防効果が期待できます。
そして、寒い冬が訪れます。
新陳代謝が弱まりがちなこの季節、体を内側から温めて血行を促進してくれるのが、根菜類です。
日光を浴びながらじわじわと糖分を蓄積するので、甘味がある食材が多いですね。
大根や白菜、小松菜、ブロッコリーなど、ビタミンCを含む食材が多く、風邪予防に役立ちます。
かぶに含まれる消化酵素アミラーゼは胃腸の働きを整え、辛味成分グルコシノレートは体内で
イソチオシアネートに分解され、血栓の予防効果や肝臓の解毒作用があります。
そして、四季を通して欠かすことのできない重要な食材がありますね。
そうです!主食の玄米、そして発酵食品です。
保存がきいて、どの季節の食材とも美味しく食べることができます。
この組み合わせで、日本人は一年を通して健康な体を維持してきたのです。
旬の食材は、その季節に体が適応できるようにできています。
そして、玄米はそのベースを作ってくれる大事な役割を果たしているのです。
玄米を食べると免疫力がグンと上がり、風邪を引きにくくなります。
四季を通して、様々な食材を堪能することができる。
これって、凄いことだと思いませんか?
季節の移り変わりを感じながら、旬の食材を味わう。
有り難みも手伝って、より一層美味しさが増しますね。
古代の日本人が自然に畏敬の念を抱き、神が宿ると信仰があったのも、こうした環境が影響しているのでしょうね。
毎日の食事に旬の食材を積極的に取り入れましょう。
山本 和佳
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