殺処分寸前だったイヌが心を開く瞬間

今年も犬・猫の殺処分が一匹でも減ることを強く願います。
犬や猫に限らず他の動物なども、気候や習慣などを無視して、人間の都合で飼い、いらなくなったら捨てるといった、極めて身勝手で残酷な人間の行為が後を絶ちません。

国内では犬・猫だけでも、おおよそ2500万匹ぐらいがペットとして飼われているようです。
しかし、その中で1年間に、大体32万匹ほどの犬・猫が保健所や動物愛護センター等の施設に引き取られますが、迷った犬・猫も収容されてしまいますが、過半数は飼い主が自ら持ち込んできます。

なので、1年間で28万匹以上の犬・猫が殺処分されています。
1日にお置き換えると、少なく見てもおおよそ800匹ほどの犬・猫が毎日殺処分されているようです。

引き取り・捕獲数
犬 116,159匹
猫200,960匹
合計317,119匹

返還・譲渡数
犬33,516匹
猫8,670匹
合計42,186匹

殺処分数
犬84,264匹
猫202,228匹
合計286,492匹

(地球生物会議ALIVE 全国動物行政アンケート結果報告書「平成20年度版」)

なかには助かる例もありますが、助かっても飼い主に捨てられると言うショックと、死の恐怖を味わうと言う二重のショックで、心に病をもってしまいます。
それらの動物には、ジックリと辛抱強いケアが必要となります。

捨てたのも人間なら、助けるのも人間の役割です。
助けて、心に平安を取り戻すまでの記録を海外の例ですが、ご覧下さい。

携帯電話動画はこちら