・中途半端な健康知識人は蜂蜜が大好き
・ミツロウで手作りクリーム…本当に綺麗になる?
・サプリメントは女王バチを殺す
・小さじ一杯の一生
オーガニック、健康、スローフード、マクロビ。
これらの本当の意味を知っている日本人はどれだけいるでしょうか。
雑穀米を食べ、スムージーを飲み、放牧で育った牛豚は平氣で食べる。
特にインスタなどでは見掛け倒しのナチュラリストが蔓延っています。
私の生きる目的の一つに「この世から肉食を無くすこと」があります。
正確に言えば「肉食によって犠牲となるどうぶつを無くすこと」です。
そのものを殺して食べるという行為は他者を自分の血肉として取り込む行為であり、これは悪魔崇拝の黒儀式と同じ事をしています。
哺乳類を食べることは生物学的に言うと共喰いであり、この世で最もしてはいけないこと。
肉食はこの世の動物虐待の中で最も罪深く、人類の未来に最も黒い影を落としています。
動物虐待ピラミッドの一番根本であり底辺にある肉食。
ここにさえ氣付けばほかの虐待(ペット殺処分、毛皮、動物実験、動物園、狩猟、サーカスなど)は自ずと無くなると思うのです。
底辺さえ崩せば上は崩れていきます。
ただ、肉食問題に氣付くに至るまでに時間がかかる人もいるでしょう。
なので私は身近な捨て犬問題や、毛皮の事も同時に訴えていきます。
何かをきっかけにどうぶつ達の置かれている現状を知ってもらえれば、そこから何かが生まれると信じて。
肉食を己の健康のために辞める控える人は多いと思いますが、その大半が次に会った時に、肉をまた食べだしていたり、健康論自体が変わって肉はやっぱり良いものだと言い出していたり、結局のところ誰も持続していません。
肉を止めれる人と止めれない人、その違いは「何のために辞めるのか」、この「肉を止める理由」が実は一番重要なポイントになってくるのです…。
これについてはまた後日きちんとお話させていただきます。
今日は絶滅の危機に瀕している「蜂」について。
オーガニックブームで巷では色んな健康法が謳われれいますが、中でもよく目にするのが「蜂蜜信者」です。
健康=蜂蜜という構図が世の中の当たり前となっているようですが、果たしてこれは正しいのでしょうか。
蜂蜜が健康にいいとされている理由に「グルコン酸」と「オリゴ糖」があげられます。
まずはグルコン酸について。
グルコン酸はグルコースというブドウ糖が、発酵する時に真っ先に作られる物質です。
グルコン酸はビフィズス菌を増やす作用があるため、腸内を整えると言われています。
しかし、グルコン酸は蜂蜜以外にも、大豆、納豆、味噌、醤油、米、椎茸、酢などの発酵食品により豊富に含まれており、
日々正しい和食を頂いていれば、必要量は充分に摂取できるため、わざわざ蜂蜜から摂る必要はありません。
また、グルコン酸はもとはブドウ糖です。
味噌や醤油を過剰摂取することはまず考えにくいですが、蜂蜜に関しては溢れんばかりに摂りすぎる傾向があります。
この過剰摂取は整腸作用どころか、糖尿病や肥満の原因となります。
次にオリゴ糖について。
腸内の善玉菌はオリゴ糖を餌にして増殖しますが、いくら餌を取り入れたところで、食べてくれる善玉菌が腸内にいないとこれは全く意味のない行為となります。
今の日本人は肉食や添加物、西洋食にどっぷり浸かり、腸内細菌のバランスが乱れている人がとても多いです。
オリゴ糖を摂る前にまずは腸内環境を整えることが先ではないでしょうか。
肉食をやめ、恒温動物性食品を減らし、三白食品(白米・白砂糖・小麦粉・化学塩など)を控える事。
善玉菌を増やすためには正しい食事(玄米菜食)と、体内と腸内の酸とアルカリの酸塩基平衡を整えることがまず不可欠です。
それにオリゴ糖は大豆、味噌、醤油、キャベツ、玉ねぎ、ゴボウ、アスパラ、リンゴなど野菜全般に豊富に含まれています。
このように人は蜂蜜に頼らなくても、十分すぎる栄養を和食から摂れます。
蜂蜜が人間に良い訳がありません。
なぜなら蜂の蜜は「蜂の為に」この世に存在しているからです。
永伊監督をはじめ、私達が蜂蜜を摂らない理由は以下の通りです。
「蜂蜜を食べない10の理由」
① 蜂蜜はミツバチが命がけで作った嘔吐物
ミツバチは舌を使い花の蜜を吸い、自らの体内で唾液と混ぜ合わせます。
その時体内の唾液酵素と蜜を混合し、飲み込みます。
その後、胃の中で30分ほど、発酵と脱水を繰り返し、巣に持ち帰って全身の力を込めて一滴一滴を吐き出します。
蜂蜜とは、彼らが全身全霊をかけて作り出した僅か数滴の消化物です。
② 蜂蜜でアレルギーが誘発され、最悪死に至る
ミツバチは花の蜜を採取する際に「甘露」(アブラムシの排泄物)も一緒に採ります。
蜂蜜によってアレルギーが起こる人は、この排泄物に反応している人も多いのです。
更に蜂蜜にはポツリヌス菌が含まれており、これはブドウ球菌と一緒で食中毒の原因菌の代表です。
なぜ蜂蜜には注意書きで「一歳未満の乳児には食べさせないでください」とあるのでしょうか。
母子手帳にも同じことが記載されています。
このポツリヌス菌が乳児の腸内細菌を乱し、乳児ポツリヌス症を引き起こし死に至らせる可能性があるからです。
③ 一匹のミツバチが一生で集める蜜はわずかティースプーン一杯
その人生の半分以上を、蜜を求め飛び回る事に使っています
④ 一つの蜂の巣の群れは地球三周分を飛び回り、やっと1キロの蜜を集めてきます
市販の蜂蜜は約1キロ単位で売られていますが、あのひと瓶には地球三周分の重みがあります
⑤ 蜜採取の間、ミツバチが群れを離れるのを阻止する為、女王蜂の羽や頭を切断し晒します
ミツバチたちの感情を悪用し、女王バチの処刑の上に奪い取る蜂蜜には非常に恐ろしいカルマが溜まっています
⑥ 人間が最終的に蜂蜜を奪う際、煙を使い、巣からミツバチを炙り出し、死に追いやります
⑦ 養蜂でミツバチに与えるのは花蜜ではなく、ただの砂糖水と言われています
⑧ 蜂蜜の中には抗生物質や農薬が残留
養蜂の際、ミツバチの病氣を阻止する為、大量の抗生剤を与えます
これは肉食、養豚場や養鶏場でのどうぶつの扱い方と同じです
⑨ ローヤルゼリー・プロポリス・ミツロウ
ローヤルゼリー:働き蜂は舌の腺から高たんぱくの物質を分泌し、額の腺からバター状の物質を分泌します。
この2つの物質を混ぜたものがローヤルゼリーであり、幼虫のご飯として日々与えています。
即ち、ローヤルゼリーとは女王蜂をはじめ、全ての蜂の生命の源といえます。
プロポリス:働き蜂の唾液と樹液が混ざり合った天然の殺菌剤。
これを巣に塗り込むことで中の幼虫や蜜を外界から守っています。
ミツロウ:蜂の巣ごと溶かしたもの。
ミツロウは蜂が体内から脂を分泌させてやっと作った「たった一つの彼らの家」です。
⑩ 蜂蜜は誰のもの?
地球上の植物、草も木も花も、全てはおしべとめしべの受粉によって生きています。
その受粉の役目を一身に担っているのが蜂であり、蜂は「全ての生態系の存続と循環」にとって欠かせない重要な存在です。
そもそも、人間もどうぶつも「植物」がないと生きていけません。
「ミツバチがいなくなれば4年後に人類は滅びる」とまで言われています。
この星の大自然は蜂が作ってくれているのです。
私達は彼に搾取ではなく、感謝をしなければいけません。
以上が、蜂蜜や蜂から奪ったものを私達が一切使わない理由です。
知識人やオーガニックにこだわった人ほどに使いたがる蜂蜜。
蜂は人生の大半を使い花蜜を集め、巣に持ち帰り、胃液で発酵させ、最後は嘔吐して、命がけで一滴の蜜を作ります。
生涯かけて集める蜜の量は小さじ1杯にも満たないのです。
それを人間が無理やり横取りしているのが蜂蜜です。
女王蜂は毎日1500~2000個の卵を産みます。
ローヤルゼリーはそのすべての蜂たちの「母乳」です。
母乳が無いと赤ちゃんは生きていけないように、ローヤルゼリーが無いとミツバチは生きていけません。
生きるということは、謙虚さを持って命を全うすること。
謙虚さとは、「決して必要のないものを手放す勇氣」です。
受粉を手伝うお礼をして蜜を頂く。
ミツバチと植物の関係は自然の循環の姿そのものであり、蜂蜜は大自然からミツバチに対して贈られるささやかなプレゼントであり、それは決して人間に贈られたものではありません。
ギセイの上に成り立つ健康なんて本来この世には存在しません。
蜂蜜、ローヤルゼリー、プロポリス、ミツロウを手放す優しさと賢さを持ちましょう。
ミツバチへの虐待は地球への虐待です。
小田奈々
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