・ いつでもどこでもスマホが手放せない。
・ 気づかないうちにはまり込み、自覚もなく深刻化・・・
・ WHOも「ゲーム障害」と認めた
・ 依存によって脳が破壊される
・ 知らないうちに○○○に入り込む恐ろしさ
今やインターネットは仕事や生活において必需品となり
一日でも使えな事があれば、大変な不自由を感じる方もいることでしょう。
その中でもスマホは特に身近で、手放せない人も多いかと思います。
電車に乗れば、ほとんどの人がスマホを手に画面を覗き込んでいます。
専門家によれば、そのうち約3割の人がスマホゲームをしていると言います。
日本の15~69歳のうち約75%がスマホを持っています。
そして、その半数以上である推定3,300万人がスマホゲームをしていると言われています。
ゲームといえば、子どもがするものと思われるかもしれませんが、利用者の平均年齢は30代。
ファミコン世代が大人になったことも影響していますが、年々ゲームの形態が変化して
心身の健康を蝕む大きな要因となっているのは否めません。
昔のゲーム機と比べるとのめり込みやすく、しかも本人が気づかないうちに進んでしまう傾向があります。
なぜこうなるのかというと、スマホゲームの特徴として終わりがないことと、
ギャンブルのような射幸性があるためです。
以前のゲームはクリアすれば完結したのですが、スマホゲームは絶えずアップデートされるため
ゴールがありません。ユーザーがゲームを止めにくくなっているのです。
そして、オンラインになってゲームをしながら他のユーザーとコミュニケーションをとることが可能になりました。
ゲームの世界の中で承認欲求や自己肯定感を得られるので、現実の世界で不満がある人は余計に依存しやすい傾向があります。
いつでもどこでも、ワクワク・ドキドキを手軽に味わえるので、格好の不満のはけ口とも言えます。
ゲームに依存すると怖いのが、脳の働きが変わってしまうということ。
通常、私たちの行動は脳の中心部にある大脳辺縁系と前頭前野によってコントロールされています。
大脳辺縁系が欲望や快感、不安、恐れといった本能的な部分を司り、
前頭前野は人間特有の高度な思考や感情、知性や理性、創造性を担っていて、感情のコントロールもしています。
この双方が常にバランスをとっており、大人の場合は前頭前野が優勢に働いています。
一方、子どもはまだ発達段階で前頭前野の働きが弱く、大脳辺縁系が優位に働く傾向があります。
そのため、危険を予測するよりも好奇心が勝り、ボールを追いかけて道路へ飛び出すような
大人から見ると突拍子もない行動をとることがあります。
子どもや前頭前野の機能がもともと低い人は衝動性が高いため、1度はまり出すと、急速に依存が進んでしまいます。
もともと機能が正常な人もゲーム依存になると、衝動のコントロールが効かなくなります。
依存している当人は、自分では「ただ好きなゲームをしているだけ」と思っています。
ファミコンの時代なら、テレビの前に座ってゲームをしていたので、家族が注意しやすかったのですが、
スマホはいつでもどこへでも持ち歩けて、仕事の合間にもプレー出来てしまうので、
本人さえも依存が進んでいると認識しにくいのです。
依存になると生活が一変します。睡眠リズムが崩壊してしまい、体が昼も夜も分からなくなってしまいます。
注意力や集中力も低下します。最初のうちはゲームをしている時は集中力が高くなりますが、
長期間続くと、逆に脳の機能が衰えて注意力がダウンしてしまうのです。
また、計画を立てたり段取りをする、状況を見て対応したり、同時に複数のことをすることが出来なくなってしまいます。
すると、いくら知識や能力があっても、それを発揮できなくなってしまうのです。
少しだけならゲームをしても大丈夫・・・と思うかもしれませんが、高い依存性を合わせ持つゲームを
安易に日常に持ち込むことには賛成できません。
2018年にWHOが精神及び行動の障害として「ゲーム障害」を疾病と認定しました。
飲むだけで強い歓びや安心感を得られる麻薬も、画面にタッチするだけで興奮や
快楽を味わえるゲームも同じように強い依存性があります。
労せずして大きな報酬が得られるものは、全て麻薬になる条件を揃えています。
最初はひまつぶしのつもりでも、駅で電車を待つ間や仕事の合間などすきま時間にスマホゲームに熱中して、
ひどくなると仕事中もゲームの事が気になって仕方なくなります。
例えば勉強や筋トレをすきま時間にしようとすると、能動的な行動や明確な意思が無いと出来ないとできません。
「よし、やるぞ!」と決めなければ習慣にならないのです。
ところが、スマホゲームは知らず知らずのうちにすきま時間に入り込んでくる。
そしてあなたの大切な時間を支配してしまう。人生を棒に振ることにもなりまねません。
次回は、ゲーム依存の怖さをさらに詳しくお伝えします。
山本 和佳
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